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三角江(さんかくこう)は、河口付近に見られる地形である。英名の ''estuary'' ( エスチュエリ)をローマ字風に読んだエスチュアリーもしばしば使用されることがある。 == 概説 == 三角江は平野を流れる河川が沈水して出来た三角状の入り江である。入り江の最奥に河口が位置する形状となる。河川からの土砂供給量が少なく、河道勾配が緩やかなために、海進時に川谷の埋積が進まずに入り江が形成された。 水深が深く、また波風を凌げるため天然の良港になりやすい。同様に水深の深い入り江で天然の良港が形成される例としてはリアス式海岸やフィヨルドがあるが、これらは後背地が山地もしくは氷河であるため、多くの場合は湾岸にできる集落は小規模な漁村であり〔ノルウェー西海岸南部のベルゲン市(人口約25万人)のような例外もある。〕、湾には漁港や避難港が出来やすい。それに対し三角江の場合は多くの人口を抱える広大な平野が後背地となるため、中にはロンドンのような世界的な大都市も形成され、湾奥や湾岸に規模の大きな主要貿易港が造られやすい。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「三角江」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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