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(n) trilateral trade =========================== ・ 三 : [み] 1. (num) three ・ 三角貿易 : [さんかくぼうえき] (n) trilateral trade ・ 角 : [つの] 【名詞】 1. horn ・ 貿易 : [ぼうえき] 1. (n,vs) trade (foreign) ・ 易 : [えき] 【名詞】 1. divination 2. fortune-telling
三角貿易(さんかくぼうえき、英: triangular trade)とは、主に3つの国や地域が関係している貿易構造のこと。 == 概要 == 2国間の国際貿易において、貿易収支が長期間不均衡のままであると、赤字の国から国際通貨(近世・近代では銀)が流出し続け、最終的には決済手段がなくなってしまう。銀本位制の場合、黒字国は余剰となり国内価値が低下(インフレ)した通貨で、相対的に割安となった外国商品の輸入を増やし、赤字国は通貨不足によるデフレで国内価格の下落した商品を輸出に向けることにより、貿易収支は均衡に向かおうとする。この新たな輸出入の相手は第三国でもよい(多国間貿易)。 多国間貿易の内、大航海時代以降にイギリスに黒字をもたらした3国間(3地域間)貿易を特に「三角貿易」という。この近代イギリスによる三角貿易は、主にイギリスの都合に従ってつくられたものであるため、実際には他の2ヶ国(2地域)にとっては不都合であり、様々な軋轢を生んだ。他の「三角貿易」では、特に大航海時代の以降にヨーロッパとアメリカとアフリカとの間で行われた、アフリカの人々を拉致して奴隷としアメリカに強制連行して、そのアメリカとヨーロッパとが貿易するという3大陸間の貿易のことを「三角貿易」という場合も多い。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「三角貿易」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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