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三谷 昇(みたに のぼる、1932年4月9日〔『日本音声製作者名鑑2007』、104頁、小学館、2007年、ISBN 978-4095263021〕 - )は、日本の俳優。広島県福山市出身。 == 来歴・人物 == 高校時代から演劇活動を始め、1951年、広島県立福山葦陽高等学校を卒業後、文学座に舞台美術などを手がける裏方として入団。その後役者へと転身する。29歳の時、自動車事故で片目を失明する。1963年に芥川比呂志らと文学座を退団し、劇団雲に参加する。 俳優としての転機となったのは、1970年の黒澤明監督『どですかでん』での浮浪者の父親役への抜擢で、以降、映画やテレビドラマへの出演機会が増えていく。気の弱い男性の役や不当に虐げられる役をはじめ、詐欺師から警官、コミカルな道化役まで幅広く演じ分ける個性派俳優である。その特異な風貌から不気味な悪役も数多く演じており、男性でありながら妖婆役を演じることもあった(三谷自身は1970年代頃までは自身の演じる役が子供に言いづらく、『ウルトラマンタロウ』でわずか3話のみの登場であるが、二谷副隊長役のオファーを受けた際、初めて子供に言える役を貰えて嬉しかったという。また、当時41歳で、歴代の防衛チームの副隊長を演じた俳優としては最年長でもあった)。 深作欣二監督は三谷を重用し、1972年の東映映画『狂犬三兄弟』では菅原文太、田中邦衛との3人で主演している。『ミンボーの女』などの伊丹十三監督作品の常連でもあった。日活ロマンポルノから子供向けのテレビ番組まで、仕事の内容で選別せず幅広く出演。NHK『人形劇 三国志』やアニメ映画『クジラの跳躍 Glassy Ocean』『冬の日』などでは声の出演もしている。 2004年に名画座「自由が丘武蔵野館」にて特集上映“大怪優 三谷昇”が開催され、『軍旗はためく下に』『野獣狩り』『夢野久作の少女地獄』などの映画が上映された。その際のトークショーでは、自身が愛着のある出演作として『おろしや国酔夢譚』を挙げている。 1975年、演劇集団 円の創立に参加。別役実作や、蜷川幸雄演出の舞台作品に数多く出演。2008年に演劇集団 円を退団した後、現在フリーとして舞台を中心に精力的な活動を続けている。 2015年、第50回紀伊國屋演劇賞・50回記念特別賞にて男優賞を受賞。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「三谷昇」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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