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三輪身(さんりんじん)とは、密教における如来・菩薩・明王を、その性質に従って三種類の仏身観に分類したものである。 自性輪身(じしょうりんしん)、正法輪身(しょうぼうりんしん)、教令輪身(きょうりょうりんしん)の三身観をいう。輪とは、全体(輪、Cakra)を形成するための要素という意味で、また煩悩を摧破する輪宝のことである。 金剛界曼荼羅の自性は、中央・大日如来、東方・阿閦如来、南方・宝生如来、西方・阿弥陀如来、北方・不空成就如来によって分担されているが、これらの五如来は、それぞれが真理の当体(自性)に他ならないので、自性輪身(仏・如来)という。この真理は、衆生を教化救済するために菩薩が化現し正法を説く。これを正法輪身(菩薩)という。さらにその済度を徹底するために強剛難化の衆生を忿怒(ふんぬ)相をもって折伏する役割が教令輪身(明王)である。 下記は『秘蔵記鈔』2の説。正法輪身には異説ある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「三輪身」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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