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三重・菰野町少年主婦刺殺事件(みえ・こものちょうしょうねんしゅふしさつじけん)は、1997年3月22日に三重県菰野町で発生した当時14歳の未成年者による殺人事件である。 == 事件の経緯 == 三重県菰野町の湯の山温泉ふもとの閑静な住宅街で、ゴルフ場支配人の妻である主婦が包丁で刺され、頭から血を流して倒れているのを近所の人が見つけ、110番したが、警察がかけつけたところ、主婦は右側頭部から血を流してあおむけに倒れており、すでに死亡していた〔主婦、自宅で殺される 血染め台所、床に包丁 急行の中学生も刺傷/三重・菰野 読売新聞 1997年3月23日 中部朝刊31ページ〕。 殺人とみて捜査を開始した同県警捜査一課と四日市西署は23日、殺人の疑いで、事件直後に、「男に手を切られた」 と証言していた隣家に住む中学2年14歳の少年を逮捕した。 少年は大筋で容疑を認め、「マンガ本などを買う小遣いが欲しかったため、留守宅に1階の窓ガラスを割って侵入〔「小遣い欲しさで」容疑の中学生供述 三重の主婦刺殺【名古屋】朝日新聞 1997年3月26日朝刊31ページ〕、主婦が帰宅したため台所にあった包丁で切りつけたと供述した〔[ニュース・アイ]三重・菰野の主婦殺害 中2、「マンガ本欲しい」が動機 読売新聞 1997年3月31日 中部朝刊31ページ〕。 調べによると、少年は22日午後、留守宅に侵入、同7時20分ごろ帰宅した主婦に姿を見られたため、台所にあった包丁で頭や背中など数カ所を刺し、鈍器で殴るなどして殺害した疑い〔中2が主婦刺殺容疑 三重で逮捕 朝日新聞 1997年3月24日朝刊35ページ〕〔主婦刺殺容疑で中2男子を逮捕 空き巣見つかり居直り ケガ、被害者装う/三重 読売新聞 1997年3月24日 中部朝刊35ページ〕。 同署は22日夜から、少年から任意で事情を聞いていたが、少年は事件後、手の甲に全治約3週間の切り傷を負っており、捜査員に、「悲鳴が聞こえたので、駆け付けようとしたところ、路上で逃げる男にでくわして、男に右手を包丁で切られた」と語った〔。証言に矛盾点があったことや、少年の靴に血痕が付着していたことなどから、追及したところ、23日午後になって殺害を供述。 「男に手を切られた」 との証言もうそだったことを認めた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「三重・菰野町少年主婦刺殺事件」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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