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(n) (papal) triple tiara =========================== ・ 三 : [み] 1. (num) three ・ 三重 : [みえ, さんじゅう] 【名詞】 1. triple 2. treble 3. threefold 4. three-ply 5. triplicate ・ 三重冠 : [さんじゅうかん] (n) (papal) triple tiara ・ 重 : [おも] 1. (adj-na,n) main 2. principal 3. important ・ 冠 : [かんむり] 【名詞】1. crown 2. diadem 3. first 4. best 5. peerless 6. cap 7. naming 8. designating 9. initiating on coming of age 10. top character radical, 11. corona, comb
教皇冠(きょうこうかん、ラテン語:''Tiara''、イタリア語:''Tiara papale'')は、ローマ教皇の地位を象徴する冠。時代を通じて数多くの教皇冠が用意され、過去の冠の一部は現存している。 冠を三段に重ねた形状から、三重冠(ラテン語:''Triregnum''、イタリア語:''Triregno'')ともいう。 ==概要== 教皇冠は、教皇の地位を象徴する冠であり、金と宝石できらびやかに飾られた三重の冠の形状をしている。冠自体の材質はバーメイル(金でめっきされた銀)。この三重の冠の意味は、「司祭、司牧、教導の三権」を、また「天国・煉獄・(地上の神の国)教会」を象徴すると解されている。 クレメンス5世(在位:1305年 - 1314年)のときに初めて戴冠され、パウロ6世(在位:1963年 - 1978年)のときまで戴冠が行われた。 1962年から1965年にかけて行われた第2バチカン公会議の後、パウロ6世は主要な儀式においても教皇冠を使用せず、貧しい人々のために売却しようと考えた。この結果、パウロ6世の教皇冠は1968年にアメリカ合衆国・ワシントンD.C.の無原罪の御宿りの聖母教会(en:Basilica of the National Shrine of the Immaculate Conception)にて展示公開されることとなり、もたらされる利益は貧しい人々に用いられるものとされた。 その後1975年の使徒憲章『ロマーノ・ポンティフィチ・エリジェンド』によって、教皇選出方法に関する改革が行われたが、教皇冠は制度としては存続した。 次のヨハネ・パウロ1世(在位:1978年)、ヨハネ・パウロ2世(在位:1978年 - 2005年)、ベネディクト16世(在位:2005年 - 2013年)、フランシスコ(在位:2013年 - )も教皇冠の戴冠を行わず、教皇冠の敬遠は半ば慣例となっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「教皇冠」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Papal tiara 」があります。 スポンサード リンク
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