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triple point =========================== ・ 三 : [み] 1. (num) three ・ 三重 : [みえ, さんじゅう] 【名詞】 1. triple 2. treble 3. threefold 4. three-ply 5. triplicate ・ 重 : [おも] 1. (adj-na,n) main 2. principal 3. important ・ 重点 : [じゅうてん] 【名詞】 1. important point 2. lay stress on 3. colon 4. emphasis
三重点(さんじゅうてん、)は、固相、液相、気相の三相が共存する熱力学的平衡状態であり、その物質に固有の温度および圧力となる〔Atkins (2006) p.151.〕。 水を例にとるならば、水蒸気と水、氷が共存する温度、圧力である。 ギブズの相律により自由度は 0 のため、純物質の三重点はただ 1 点に決まる。右図のように温度 — 圧力で表した相図上では 3 本の線が合致する点で表される。液相は、三重点圧力と臨界点圧力の間の圧力(温度)範囲でのみ存在しうる。 == 水の三重点 == 水の三重点は、国際単位系(SI)において、ケルビンの定義に用いられている。この定義により、水の三重点は、最も正確に 0.01 ℃ (273.16 K)である。このときの圧力は 611.654 771 007 894 Pa (約 0.006 036 563 atm)である〔Water Properties (including isotopologues) Triple pointの欄。この圧力の数値は計算値であり、実験値としては、611.657 ± 0.010 Pa とされることが多い。〕。なお、この定義に用いられる水は、Vienna標準平均海水(VSMOW)である。 ケルビン(K)は、水の三重点の熱力学温度の 1/273.16 と定義されている。 なお火星の"標高 0 m"は水の三重点における圧力と同じ気圧を示す高度と決められている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「三重点」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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