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三陟線（サムチョクせん）は、大韓民国江原道東海市にある東海駅と同道三陟市にある三陟駅とを結ぶ、韓国鉄道公社（KORAIL）の鉄道路線である。 == 概要 == 三陟線は日本統治時代当時、東海線建設の過程で建設が推進された路線で、嶺東線の支線である。 1937年3月25日、石炭の搬出を主目的として、私鉄の三陟鉄道株式会社が鉄岩線（現在の嶺東線鉄岩駅～東海駅間、及び墨湖港線）の敷設免許を取得した。その建設場所が東海南部線と東海北部線の建設区間の間に位置していたことから、鉄岩線の工事と歩調を合わせる形で、小野田セメント三陟工場の引込み線などを鮮鉄区間として建設することとなった。この区間が現在の三陟線である。三陟線は1939年11月1日に着工、1944年2月11日に竣工した。北坪ー三陟間営業距離は12.9kmであり、この路線は国有鉄道だったが、その運営は三陟鉄道に委託された。〔朝鮮総督府官報 昭和第5103号、1944年2月9日〕 韓国独立後、沿線のセメント工場や発電所への貨物運輸路線として活用されているが、人口希薄地域を通っていることから1991年8月20日をもって旅客運輸の取り扱いを中断している。以後、通常の定期旅客列車は運行されていないが、2007年7月24日からは観光列車の「海列車（）」が1日2往復（5月～8月は3往復）運行されている〔〕。なお、現在東海中部線の建設が進んでおり、2019年の開業後、三陟線は東海中部線の一部に編入される予定である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「三陟線」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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