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上北山村立東ノ川小中学校(かみきたやまそんりつ ひがしのかわしょうちゅうがっこう)は奈良県上北山村西原(東ノ川)にあった小中学校。 熊野川電源開発計画による坂本ダムが完成すると水没するため、1964年(昭和39年)にダム建設補償で当時としては画期的な鉄筋コンクリート構造の二階建て校舎を建て移転したが、坂本ダム竣工に加えて海外からの輸入材解禁などを原因とする林業衰退が引き起こした急激な人口流出により児童・生徒がゼロの事態が続き5年後の1969年(昭和44年)に休校となる(東ノ川集落も無人集落となった)。この新校舎で学んだ児童・生徒は小中学校合わせて全部で5名だけであった。 閉校後も取り壊されなかったものの、尾鷲市から約26kmも離れた人里離れた地形険しい山奥にもかかわらず(東ノ川からの人口流出の半数を占めた)尾鷲市などからの暴走族・不良により全ての窓ガラスやカーテンなどの設備が破壊されて至る所にスプレーで落書きされるなど見るも無残な状態になっている。東ノ川集落がこのような被害がほとんど無いのとは対照的である。落書きの内容は尾鷲市に関連したものや、上北山村にオウム真理教が潜伏との誤報に乗じた地下鉄サリン事件に関連したものなどである。〔〕 東の川簡易郵便局への道中にあり、同郵便局が郵趣家、郵便局巡り愛好者、酷道愛好者、廃村愛好者などにとって有名なスポットとなるにつれ東ノ川小中学校も有名となった。 == 脚注 == 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「上北山村立東ノ川小中学校」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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