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上山 安敏(うえやま やすとし、1925年 - )は日本の法学者。京都大学名誉教授。専門は西洋法制史・法社会史・法思想史。 兵庫県生まれ。徴兵を受け召集、1949年11月、シベリアより復員帰国。1953年京都大学法学部卒業。 社会史的手法によって、数々の著作を出版。特に、法社会史、ヴェーバー、バッハオーフェン、ユダヤ人等で独創的な研究が多い。教え子に河上倫逸、黒田忠史、西村稔、平田公夫、吉川直人、佐野誠、牟田和男、井上琢哉(以上、ドイツ法制史)、中村義孝、野上博義、石井三記、波多野敏(以上、フランス法制史)、深尾祐造(イギリス法制史)等がいる。専門の西洋法制史だけではなく、日本法制史、ローマ法、法哲学等の学者・研究者も育てた。またNHKアナウンサー野村正育も、京都大学の修士課程で、上山の指導を仰いだ。 == 著作 == === 単著 === * 『ドイツ官僚成立論』(有斐閣、1964年) オンデマンド版2005年 * 『法社会史』(みすず書房、1966年、増補版1987年、新版2008年) * 『憲法社会史』(日本評論社、1977年) * 『ウェーバーとその社会』(ミネルヴァ書房、1978年、新版1996年) * 『神話と科学―ヨーロッパ知識社会 世紀末―20世紀』(岩波書店、1984年、岩波現代文庫、2001年) * 『世紀末ドイツの若者』(三省堂、1986年、講談社学術文庫、1994年) * 『フロイトとユング―精神分析運動とヨーロッパ知識社会』(岩波書店、1989年、新版「岩波モダンクラシックス」、2007年、岩波現代文庫、2014年9月) * 『魔女とキリスト教―ヨーロッパ学再考』(人文書院、1993年、講談社学術文庫、1998年) * 『宗教と科学―ユダヤ教とキリスト教の間』(岩波書店、2005年) * 『ブーバーとショーレム―ユダヤの思想とその運命』(岩波書店、2009年) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「上山安敏」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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