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上山旅館 : ミニ英和和英辞書
上山旅館[うえやま]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [じょう]
 (n,pref,suf) 1. first volume 2. superior quality 3. governmental 4. imperial 5. top 6. best 7. high class 8. going up 9. presenting 10. showing 1 1. aboard a ship or vehicle 12. from the standpoint of 13. as a matter of (fact) 13. superior
: [やま]
 【名詞】 1. (1) mountain 2. (2) pile 3. heap 4. (3) climax 5. critical point 
: [たび]
  1. (n,vs) travel 2. trip 3. journey 
旅館 : [りょかん]
 【名詞】 1. Japanese hotel 2. inn 
: [やかた, かん, たて, たち]
 【名詞】 1. (1) mansion 2. small castle 3. (2) boat cabin

上山旅館 ( リダイレクト:湯元上山旅館 ) : ウィキペディア日本語版
湯元上山旅館[やかた, かん, たて, たち]

湯元上山旅館(ゆもとうえやまりょかん)は兵庫県姫路市夢前町塩田にある、創業1874年明治7年)の老舗温泉旅館塩田温泉で最初に創業した元湯旅館である〔上山旅館公式サイト(TOPページ) 〕〔神戸新聞総合出版センター『バンカル』No.60(2006年夏号)〕〔兵庫県商工連会報 〕。
== 概要 ==
塩田温泉は源泉名を「塩ヶ谷鉱泉」と呼ばれ、飲泉場を含め3ヶ所の源泉槽に自然湧出で地中から数ヵ所の泉脈より300年以上湧き続けており、塩味ほのかなサイダー味の温泉。自然湧出であるために湯量は少なく、胃腸病効能があるとして、古くよりは飲用温泉として活用されてきた歴史があり、昔は1日に1升ほど温泉を飲みながら入浴していた。胃腸病の薬泉として知られる。このため、源泉場には薬師如来が祀られている。上山旅館は、文部省通達によりその任を受けた飾西(しきさい)郡長が塩田温泉が播磨唯一の鉱泉であるにもかかわらず施設が整っていないことを憂い、村民を熱心に説得し、その熱意にこたえるかたちで2軒の旅館が創業したが、その1軒であった。その後、塩田温泉郷として高度成長期には観光地化し、旅館も最盛期には5軒まで増えるが、平成期には上山旅館と夢乃井の2軒まで減少した。源泉には多くの効用があることと個人客へのもてなしを大切にしていることから、リピーターが多い。また、かつては湯治客が好んで食べていた「湯壺がゆ」や鍋料理に源泉が生かされている。
温泉ブームの頃には、「新たにボーリングをして熱い温泉を掘り湯量も増やせばどうか」という提案もあったが、源泉を掘れば300年間続いた泉質が変ってしまうおそれがあり、館主は、それでは「塩田温泉」ではなってしまうと、断り現在に至っている。
本館をはじめ、見晴館、椿館、東館の4棟と露天風呂を含め8つの浴室と飲泉所をそなえ、広い庭園には塩田温泉薬師堂、目治し地蔵や赤い橋の架かる池、ヤマツツジ林、竹林の巨木などが点在し、の中の広場の様相を呈する。特にヤマモミジが新緑と紅葉の時期(11月中旬)には美しい。
== 歴史 ==

=== 名の由来 ===
塩田という地名に関しては『播磨鑑』に「飾西郡、塩田村、此の村にのさす田地一區あり、よって塩田という由、此所に元文の頃温泉湧出で宿屋を構え諸方より入湯の人々夥し、右の潮を湯にわかして浴するに、諸病治せずということなし、其後沙汰なし、惜哉」と記されており、泉質に塩化物が含有されているために、塩が湧く田とされた。全国的にも「塩田」という地名が散在するが、その多くが温泉地であったり、温泉地の近くであったりする。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「湯元上山旅館」の詳細全文を読む




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