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上毛野穎人 : ミニ英和和英辞書
上毛野穎人[かみつけの の かいひと]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [じょう]
 (n,pref,suf) 1. first volume 2. superior quality 3. governmental 4. imperial 5. top 6. best 7. high class 8. going up 9. presenting 10. showing 1 1. aboard a ship or vehicle 12. from the standpoint of 13. as a matter of (fact) 13. superior
: [もう, け]
 【名詞】 1. hair 2. fur 
: [の]
 【名詞】 1. field 
: [えい]
 【名詞】 1. awn 2. glume
: [ひと]
 【名詞】 1. man 2. person 3. human being 4. mankind 5. people 6. character 7. personality 8. true man 9. man of talent 10. adult 1 1. other people 12. messenger 13. visitor 1

上毛野穎人 : ウィキペディア日本語版
上毛野穎人[かみつけの の かいひと]
上毛野 穎人(かみつけの の かいひと/ ひでひと、天平神護2年(766年) - 弘仁12年8月18日821年9月17日))は、平安時代初期の貴族は公のち朝臣従五位下上毛野大川の子。官位従四位上東宮学士
== 経歴 ==
文章生に補せられて簡単な歴史を学んだのち〔『日本後紀』弘仁12年8月18日条〕、延暦20年12月(802年)に右少史に任じられ。延暦23年(804年)7月に遣唐使録事として加わって渡唐、において通訳の語る言葉が通じない際には、筆談によって唐人と意思疎通したという〔。翌延暦24年(805年)6月に帰朝した(この時の官位正六位上行左少史兼常陸少目)。
延暦25年(806年)4月右大史に昇り、同年7月大内記、8月に左大史、翌大同2年(807年)6月に大外記と歴任し、大同4年(809年)には渡唐の功労により従五位下に昇叙された。
大同4年12月(810年1月または2月)に平城上皇は旧都である平城京へ移ると、外記局は二分されてその官人がそれぞれ平安京・平城京に出仕することになった際、穎人は大外記として平城京に出仕した。弘仁元年(810年)に入ると姓から朝臣姓に改姓する〔『新撰姓氏録』左京皇別下〕。同年9月に発生した薬子の変では、平城上皇が挙兵のために東国に向かおうとした際に、陪従たちは慌てふためきどうすべきかわからず混乱したが、穎人は平城京を脱出して平安京に向かい、嵯峨天皇に平城上皇の動静を奏上する。この功労により内位の従五位上に叙せられた〔『日本後紀』弘仁元年9月11日条〕。その後、弘仁2年(811年)に度者1人を〔『日本後紀』弘仁2年3月14日条〕、翌弘仁3年(812年)2月には山城国乙訓郡の土地1町を賜与されている〔『日本後紀』弘仁3年2月22日条〕。またこの間、弘仁6年に上表された『新撰姓氏録』の編纂事業にも参加した〔『姓氏録』編纂の勅は薬子の変による混乱が収まった弘仁元年9月以降に下されたものと思われる(佐伯前掲書第1編第2章)。〕。
弘仁8年(817年)に皇太子・大伴親王(のち淳和天皇)の東宮学士に転じ、のち民部大輔も歴任した。この間、弘仁10年(819年正五位下、弘仁11年(820年従四位下と嵯峨朝後半にかけて急速に昇進し、従四位上にまで至った。晩年はに耽る日々を過ごしたという〔。
弘仁12年(821年)8月18日卒去享年56。最終官位は東宮学士従四位上。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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