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洋山深水港(ようざんしんすいこう、洋山保税港区、洋山港、、, Yangshan deep-water port)は中華人民共和国上海市浦東新区の東南30km沖合いの杭州湾上嵊泗列島の洋山に建設された新しいコンテナ港湾およびコンテナターミナル。 洋山深水港およびその背後にある洋山保税港区は、大洋山島と小洋山島に属する島々の間の海を埋め立てて作られた。上海市との間には長さ32.5kmで世界有数の長さの東海大橋が建設されている。東海大橋の本土側にあたる浦東新区(2009年まで南匯区)では、埋立地に新都市・臨港新城が建設され、企業誘致が進んでいる。 == 背景 == 黄浦江・長江沿いの河港である従来の上海港は、中国の輸出入量の増加とコンテナ取扱数の激増により限界に達し、年々大型化するコンテナ船も水深の浅い上海港に入港するのは困難になりつつあった。1995年には長江沿岸の外高橋地区に水深10mから11mという大水深の埠頭が建設されたが、長江の航路の深さは10mもなく、コンテナ船は満潮時に入港しなければならない。 世界各地では超大型コンテナ船が入れるようにするため深さ15mの大水深埠頭の建設が進んでいたが、長江沿岸に展開していた従来の上海港では大水深の埠頭や航路の建設は困難であった。そこで中華人民共和国国務院は外海の東シナ海に新たな上海港を建設することを決定した。これにより、上海市の南沖の杭州湾にある大洋山島と小洋山島(舟山群島嵊泗列島の一部)を埋め立て、水深15m以上で世界一の取扱量を誇る最新式の国際ハブ港湾を建設しようというメガプロジェクトがスタートする。 洋山深水港の背後の埋立地、および橋で結ばれる浦東新区側には、中国初の保税地域である洋山保税港区の設置が認可された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「洋山深水港」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Yangshan Port 」があります。 スポンサード リンク
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