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上田丸子電鉄サハ60形電車(うえだまるこでんてつサハ60がたでんしゃ)は、上田丸子電鉄(後の上田交通)に在籍した電車(付随車)である。 編成中間に組み込まれる通常の付随車ではなく、電動車に牽引される後付付随車であった。 == 沿革 == 1965年に東京急行電鉄より同社サハ3350形4両全車を譲り受けたものの、譲渡後2年間放置されていた。 その後、2両は廃車扱いで西武建設に売却され、上田丸子電鉄に残存した2両が前後妻面への後部標識灯取り付けなど改造を実施、1967年6月30日付でサハ60形61・62として竣功した。なお、売却された2両は西武所沢車両工場において外板張替えや金属サッシ窓化の改造を受け、伊予鉄道へ新製扱いで転売されサハ500形となった。 当初は2両とも別所線に配置されていたが、61が一時期真田傍陽線に転属している(1972年2月の同線廃線により別所線に戻っている)。61は1980年2月に廃車され、残った62が1986年10月の架線電圧1,500V昇圧まで使用された。 後に別所線にやってきた同じ出自のデハ3300形と編成を組むことは、東急・上田時代を通じてなかった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「上田丸子電鉄サハ60形電車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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