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上野原遺跡(うえのはらいせき)は、鹿児島県霧島市国分上野原縄文の森にある縄文時代早期から近世にかけての複合遺跡。遺跡の周辺は鹿児島県上野原縄文の森と呼ばれる県営公園として整備されている。また、鹿児島県立埋蔵文化財センターが敷地内に併設されており、鹿児島県の考古学発掘調査研究の中心的な拠点となっている。 == 概要 == 1986年(昭和61年)に、国分市(現・霧島市)において工業団地(国分上野原テクノパーク)の造成中に発見された。同年から1996年(平成8年)にかけて鹿児島県教育委員会が発掘調査を行い、近世から縄文時代早期前葉までの遺跡群を含む複合遺跡であることがわかった。特に遺跡群の最下層には発見当時において日本列島で最古の大規模な定住集落跡があり、出土した土器が1998年(平成10年)に国の重要文化財に、遺跡の一部が1999年(平成11年)に国の史跡に指定された。「縄文文化は東日本で栄えて西日本では低調だった」という常識に疑問を呈する遺跡ともなった。特徴的な土器としては、弥生土器に類似した1組の壺形土器が約7500年前の地層から見つかった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「上野原遺跡」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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