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上野長野氏(こうづけながのし)は、戦国時代まで上野国西部を支配していた大身の武士である。上州長野氏とも。家紋は檜扇(ひおうぎ)〔長野氏が使ったとされる檜扇は4種類あるが、戦国時代に使用されたのは、九枚檜板の扇でその中央に日の丸があり、扇両端を綴じて紐の房垂があるものである。〕。 == 出自 == 本姓は在原氏。『伊勢物語』の主人公であるとされる在原業平が、関東に下向したことが始まりであると伝わるが、もとより伝説の域を出ない。ただ物部氏系の石上姓を名乗っていたとも伝わることから、当初は石上姓だったとみられる。また在庁官人の出身とも指摘される〔近藤義雄 『箕輪城と長野氏』上毛新聞社、1985年。〕。 長野一族の菩提寺・長年寺や後の居城・箕輪城を含むことから、上野国群馬郡長野郷(現・群馬県高崎市浜川町周辺)が本拠地とみられている。なお同国吾妻郡長野原館に住んで長野を称したとする「長年寺系図」などの伝承もあるが、内容に問題が多く、また長野郷の名は戦国・江戸期以降に消えているため、長野原由来説は長野郷が忘れ去られた後世にこじつけで作られた誤伝とされる。〔 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「上野長野氏」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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