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上鶴間(かみつるま)は、神奈川県相模原市南区の地名。上鶴間一丁目〜上鶴間八丁目からなり、また住居表示未実施の大字上鶴間が在日米軍相模原住宅地区に残る。郵便番号は、252-0302。 なお、この項の「歴史」の節では元の大字上鶴間の区域全体について述べる。旧大字の区域全体の現状については「相模大野」、「上鶴間本町」の各項も参照されたい。 == 地理 == 相模原市南区の東部に位置し、東は国道16号を境に同区上鶴間本町と、西は小田急江ノ島線を境に同区東林間と、北は同区相模大野と、南は市境をはさんで大和市の下鶴間およびつきみ野と隣接する。一丁目〜八丁目に分かれ、ほぼ中央部を貫流する深堀川をはさんで東側が一丁目〜三丁目、西側が四丁目〜八丁目となっている。 深堀川は元は相模原台地上の宙水に由来する大沼(東大沼二丁目・三丁目)、小沼(若松二丁目)などを水源としていたが、現在では相模大野七丁目・九丁目よりも上流では暗渠化されている。上鶴間の区域内では狭く深い谷を穿ちながらゆるやかに蛇行しつつ南東に向かって流れ、本来は大和市内を流れて目黒橋付近で境川に合流していたが、大和市内(つきみ野地区)の宅地開発と相模原市側の下水道整備事業の一環として市境直前の鶴舞橋付近から台地地下を短絡する深堀トンネルが1968年(昭和43年)に竣工し、大和市との境界付近(現上鶴間本町九丁目)で境川に注ぐようになった。その結果、本来は深堀川の下流であった大和市区間は目黒川として別個に独立した川とされている。 域内は深堀川沿いの谷も含めてほぼ全域が宅地化されているが、多くは無計画に個別に宅地化が進められたために元の農地の地割をそのまま継承しており、細長い区画や袋小路など複雑な街路網が見られる。小田急の東林間駅前を横切る街路に沿った六丁目・七丁目に商店街が形成されているほか、主に徒歩圏内の住民を対象としたスーパーマーケットが立地する。これに対して一丁目〜三丁目の国道16号沿いには自動車による来店者を対象とするロードサイド店舗が多く出店している。農地はほぼ消滅しており、雑木林も大和市との境に沿って八丁目の南端にまとまった面積のものが分布するのみである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「上鶴間」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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