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下参謀(しもさんぼう)は、明治維新の「戊辰戦争」の際に東北地方(奥羽)を従えるための奥羽鎮撫総督府(おううちんぶそうとくふ)に置かれた役職。総督の下に副総督・参謀と共に置かれ、このうち総督・副総督・参謀には公家が任命され、下参謀には武家の代表者が任命された。公家の総督・副総督・参謀はいわば“お飾り”に過ぎず、総督府の実権は武家である2人の下参謀(薩摩藩・長州藩出身)が握った。 当初、薩長の下参謀には、薩摩藩の黒田清隆(のち第2代内閣総理大臣)、長州藩の品川弥二郎(のち内務大臣)が就くはずだったが、両名が就任を辞退し、黒田、品川のそれぞれの先輩に当たる、薩摩藩の大山綱良(のち鹿児島県令)、長州藩の世良修蔵(第二奇兵隊軍監)が下参謀に就任した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「下参謀」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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