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【名詞】 1. geta (Japanese footwear) 2. wooden clogs =========================== ・ 下 : [した, もと] (adv) under (esp. influence or guidance) ・ 下駄 : [げた] 【名詞】 1. geta (Japanese footwear) 2. wooden clogs
下駄(げた)は、鼻緒があり底部に歯を有する日本の伝統的な履物〔意匠分類定義カード(B5) 特許庁〕。足を乗せる木製の板に、歯と呼ばれる接地用の突起部を付け(歯がないものもある)、眼と呼ぶ孔を3つ穿ち、そこに鼻緒を通す。足の親指と人差し指の間に鼻緒を挟んで履く(歴史的には、人差し指と中指の間に鼻緒を挟む履き方もあった)。 呼び名の成立は戦国時代と推測され、下は地面を意味し、駄は履物を意味する。それ以前は「アシダ」と呼称された〔例として、『七十一番職人歌合』二十二番の返し歌に「下駄(あしだ)作り」の記述がみられる。なお、幕末期では下駄屋は紐を結ぶ技法を有していたことから甲冑師の手伝いもしており、『甲製録』には「下駄屋まで甲冑製作の手伝いとなった」と記されている。〕。(漢字は様々な字があてられていた。) == 構造 == 日本には緒を用いる履物として、足を乗せる部分に木の台を用いる下駄、草や樹皮などの柔らかい材料を用いる草履(ぞうり)、緒が踵まで覆い足から離れないように踵の後ろで結ぶ草鞋(わらじ)の3つがある。下駄は中国及び朝鮮半島にもあるが、日本語の下駄にあたる言葉はなく、木靴まで含めて木履という。 人の足を載せる部分を台という。現代では、材は主に桐、杉が使われる。暖かい地方より寒い地方のほうが年輪が細かくなり、見た目に美しいため、東北地方の桐材は高級とされる。(糸柾目と称す)。特に会津の桐材は下駄の台としての評価が高い。杉では神代杉と大分県日田市の日田杉が有名。 台の下に付けるのが歯で、通常は前後2個だが、1個のもの、3個のものもある。一つの木から台と歯を作るものを、連歯下駄(俗称くりぬき)、別に作った歯を台に取り付けるのを差し歯下駄という。歯が一本の「一本歯下駄(高下駄)」は、天狗や修験者が履くイメージが強い。そのため、山での修行に使うとも言われる。「舟形」あるいは「右近」と呼ばれる、歯が無いものもある。 歯の材は樫、欅、朴(ほお)など。特に朴は樹種の中では高硬度で歩行時の摩耗が比較的少なく、下駄の寿命が長く、重宝された。『朴歯の下駄』という題名の小説や、バンカラ学生が履くのは朴歯の下駄、という時代もあった。また、磨耗した歯を入れ替える商売も存在した。 台には3つの穴を穿つ。前に1つ、後ろに左右並んで2つ。これを眼という。後ろの眼の位置は地域によって異なり、関東では歯の前、関西では歯の後ろが一般的である。 眼に通す紐を、緒または鼻緒という。鼻緒はもと、緒の先端部の足指がかかるところを意味したが、今では緒の全体を指すようになった。緒の材質は様々で、古くは麻、棕櫚、稲藁、竹の皮、蔓、革などを用い、多くの場合これを布で覆って仕上げた。色とりどりの鼻緒があることから「花緒」とも書く。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「下駄」の詳細全文を読む
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