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ブータン王国(ブータンおうこく、)、通称ブータンは、南アジアの国家。北は中国、東西南はインドと国境を接する。国教は仏教(ドゥク・カギュ派)。民族はチベット系8割、ネパール系2割。公用語はゾンカ語。首都はティンプー。 国旗はその模様が複雑で、竜のうろこが細かく描かれている。国花はメコノプシス=ホリドゥラ、国樹はイトスギ、国獣はターキン、国鳥はワタリガラス、国蝶はブータンシボリアゲハ。 長年鎖国政策をとっていたが、1971年に国連加盟。翌年に国民総幸福量という功利主義を採用し、開発独裁につなげた。国連加盟諸国のうち、第二次世界大戦以降、アジア諸国で対外戦争や内戦・動乱を経験していない国はこのブータンと日本の二か国だけである。 == 国名 == 正式名称のラテン文字表記は『CIA WORLD FACT BOOK』によれば''Druk Gyalkhap''。''Druk Yul''という略称が使用されることが多い。 チベット語の表記はチベット文字ではའབྲུག་ཡུལ་ Dru Ü ツ・ユー、ワイリー拡張方式では'' 'brug yul''、「ドゥク・ユル」(竜の国)と読む。 公式の英語表記は''Kingdom of Bhutan''。通称、''Bhutan''。 日本語の表記はブータン王国。通称、ブータン。中国語(漢字)では不丹と表記し、不と略す。 この国名の起源については様々な説がある。例えば、サンスクリット語で「高地」を意味する「ブーウッタン」説があるが、インドの側からの呼称で、インドからみればブータンは標高の高いところに位置していることによる。ブータンの人々は自国を「ドゥック・ユル」と呼ぶ。これは13世紀以降、仏教のカギュ派に属するドゥック派を国教としてきたので、自分たちをドゥクパ(カギュ派の中のドゥク派)、自国を「ドゥクパの国」(雷龍の国)と呼んでいる〔ブータン王国教育省教育部 2008 pp. 16-19.〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ブータン」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Bhutan 」があります。 スポンサード リンク
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