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不思議の国のアリスのキャラクター : ミニ英和和英辞書
不思議の国のアリスのキャラクター[ふしぎのくにのありすのきゃらくたー]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ふ]
  1. (n-pref) un- 2. non- 3. negative prefix
不思議 : [ふしぎ]
  1. (adj-na,n) wonder 2. miracle 3. strange 4. mystery 5. marvel 6. curiosity 
思議 : [しぎ]
  1. (n,vs) conjecture 2. guess
: [くに]
 【名詞】 1. country 
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

不思議の国のアリスのキャラクター : ウィキペディア日本語版
不思議の国のアリスのキャラクター[ふしぎのくにのありすのきゃらくたー]

ルイス・キャロルの児童小説『不思議の国のアリス』(1865年)には多彩なキャラクターが登場するが、そのいくつかは本作を特徴付ける言葉遊びによって創造されたものであり、その由来を考えるには当時の慣用表現や文化的な背景を知る必要がある。またいくつかはキャロルとアリス・リデルとの共通の知人をモデルにしたものであり、そのほか著名人をモデルにしたのではないかと推測されているものもある。以下では本作の主要なキャラクターを個別に取り上げ、作中での役割や由来、モデルなどを説明するとともにジョン・テニエルによる各キャラクターの挿絵についてもそれぞれ解説を施す。
続編『鏡の国のアリス』のキャラクターについては鏡の国のアリスのキャラクターを参照。

== アリス ==

白ウサギを追いかけて不思議の国に迷い込み、様々な冒険をすることになる少女。本作中では年齢は明言されないが、おそらく7歳に設定されている〔ガードナー (1980a)、106頁。〕〔ガードナー (1980b)、13頁。〕。物語で明らかになる家族は姉のみ(「不思議の国のアリス」でアリスの兄の存在を示唆する台詞がある)。彼女の自慢の飼い猫で、うっかりその話をしてネズミを怖がらせることになるダイナは、本作では会話の中で言及されるのみだが、次作『鏡の国のアリス』では子猫とともに姿を見せる。「ダイナ」はリデル家の飼い猫につけられていた名前である〔ガードナー (1980a)、32頁。〕。
後年のキャロルの説明によれば、アリスの性格は可愛らしさ、優しさ、素直さ、おとなしさ、礼儀正しさ、そして好奇心によって特徴付けられている〔ガードナー (1980a)、28-29頁。〕。いくぶん衒学的なところもあり、学校で習い覚えた知識や詩の暗誦をしばしば披露しようとするが、物語の中ではおおむね失敗に終わる。また一人二役を演じるといった空想癖もある。アリスはしばしばアリス・リデルがそのモデルであると言われるが、キャロル自身は「アリス」はいかなる現実の子供にも基づいていない、純然たる虚構であると何度か発言していた〔Cohen (1979)〕。
ジョン・テニエルは、アリスを金色の長い髪を持つ少女として描いたが、このアリス像は黒髪・おかっぱ頭であったアリス・リデルとはまったく異なっている。この金髪のアリスについては、キャロルの推薦でメアリー・ヒルトン・パドコックという少女の写真を元にして描かれたとしばしば言われてきたが、キャロルが写真を購入したとされる日付がすでにテニエルが12点の挿絵を仕上げていたこと、またのちのキャロルの書簡で、テニエルがアリスにモデルを使わなかったと嘆いていることなどから、あまり信憑性はないと考えられる〔ハンチャー (1997)、175-178頁。〕。
テニエルの挿絵では、アリスはエプロンをつけた膝丈のドレス(エプロンドレス)を着ており、この姿はディズニーのアニメ映画をはじめとして後世の翻案や挿絵でもしばしば踏襲されている。この服装は次作『鏡の国のアリス』でもおおむね共通するが、次作の挿絵と比べるとエプロンのフリルがなく、ストッキングの縞も入っていない。また「アリスバンド」として知られる額のへアバンドが見られるのも次作においてである〔ハンチャー (1997)、178–179頁。〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「不思議の国のアリスのキャラクター」の詳細全文を読む




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