|
与那覇岳(よなはだけ)は、沖縄県国頭郡国頭村字奥間・字比地に位置する山である。 沖縄海岸国定公園内にある沖縄本島最高峰で、標高は503メートル(沖縄県最高峰は石垣市の於茂登岳の標高526メートル)。ただし、その隣の498メートルのピークに三角点があり、こちらを山頂のように見なす向きもある。外見はなだらかな山であるが、山頂付近までいくつもの谷が入り込む複雑な地形である。 いわゆる山原(やんばる)の森の中心にあたり、イタジイが優占する照葉樹林に覆われ、谷間を中心にシダ類やランの種類が多い。植物ではヒモランやクニガミシュスランなど、動物ではノグチゲラやヤンバルクイナ、ケナガネズミなど、多くの貴重な動植物の生育・生息地でもある。ただし、麓の方は伐採や開発により畑や二次林になっている。 ふもとの比地から山頂に至る登山道があり、現在では8合目付近で林道(大国林道)がこれを横切るように通っている。なお、比地から少し上ったところに国頭村森林公園が整備されている。 == 歴史 == * 1956年(昭和31年)10月19日「国頭村与那覇岳九合目以上の植物群落」として琉球政府指定天然記念物に指定 * 1972年(昭和47年)5月15日 「与那覇岳天然保護区域」として日本国の天然記念物(天然保護区域)に指定 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「与那覇岳」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|