|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 世 : [よ, せい] 【名詞】 1. world 2. society 3. age 4. generation ・ 尊 : [みこと] 【名詞】 1. (1) lord 2. prince 3. (2) words of a ruler ・ 寺 : [てら] 【名詞】 1. temple ・ 行 : [くだり, ぎょう] 【名詞】 1. (1) line 2. row 3. (2) verse
藤原 伊行(ふじわら の これゆき、保延5年(1139年)? - 安元元年(1175年)?)は、平安時代後期の能書家。書の家柄である世尊寺流の6代目。宮内権大輔・藤原定信の子。官位は従五位上・宮内少輔。 == 経歴 == 仁平3年(1153年)知足院堂供養の願文を清書しており、平治元年(1159年)と仁安元年(1166年)には大嘗会の悠紀主基(ゆきすき)屏風の色紙形の筆者に選ばれている。現存する日本最古の書論書『夜鶴庭訓抄』を残した。また最も古い『源氏物語』の注釈書である源氏釈を著した。 また、歴代大臣の上表文の清書にも携わっており、藤原頼長の内覧辞任の上表の際に1字分脱字を冒して傍らに補ったことを頼長から責められた伊行は「1・2文字の脱字は書き入れ、3字以上はそのままにするのが『父祖所伝之故実』である」と主張して頼長を黙らせたという〔『台記』久寿2年4月27日条(宮崎、2002年)〕。また、世尊寺家の記録では安元元年(1175年)に没したとされているが、藤原基房の上表の際に仁安3年(1168年)の2度目の上表文は伊行が清書しておきながら、翌嘉応元年(1169年)の3度目のものは息子の伊経が行っていることから、この間に死去したとする説もある〔春名、1994年。〕。 書跡に「戊辰切」「葦手下絵和漢朗詠集」がある。また、箏にも巧みであったという。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「藤原伊行」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|