|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 世 : [よ, せい] 【名詞】 1. world 2. society 3. age 4. generation ・ 世界 : [せかい] 【名詞】 1. the world 2. society 3. the universe ・ 会 : [かい] 1. (n,n-suf,vs) meeting 2. assembly 3. party 4. association 5. club ・ 会議 : [かいぎ] 1. (n,vs) meeting 2. conference 3. session 4. assembly 5. council 6. convention 7. congress
世界ウイグル会議(せかいウイグルかいぎ、ウイグル語:, 、英語:)は、世界各国のウイグル人組織を統括する上部機関。ドイツのミュンヘンに拠点を置く。 東トルキスタン及び海外のウイグル人の利害を代表する唯一の国際機関を標榜し、平和的手段によるウイグル人の政治的地位確立を主張している〔 Introducing the World Uyghur Congress 〕。一方、中国政府は「テロ組織と関わり、中国の分裂を狙っている」と批判している。加盟組織は20を超え、在外ウイグル人組織では最大の運動組織である。 世界ウイグル会議とは別個の亡命ウイグル人組織・東トルキスタン亡命政府が中国からの明確な独立を主張しているのに対し、世界ウイグル会議ではウイグル民族の民族自決権の確立(「独立した政治的前途の獲得」)を主張して、独立か高度な自治権獲得かについては含みを持たせている。 == 沿革 == ウイグル人の民族運動は、ダライ・ラマ14世に指導されたチベット独立運動のケースと比較して、カリスマ性のある指導者や、組織間の統一した行動を欠くと指摘される場合が多い。こうした批判を受けて、1990年代には、各国でそれぞれ設立されていた運動組織を統合する機運が高まった。 1992年には、トルコの退役将校であるリザ・ベキンらを中心に、トルコのイスタンブルで「東トルキスタン民族会議(ウイグル語:、英語:)」が開催され、世界各国の民族運動組織や個人が集まった。1996年には、学生運動家のドルクン・エイサらを中心に、ドイツのミュンヘンに「世界ウイグル青年会議(ウイグル語:、英語:)」が設立された〔水谷 2007 pp.70-88.〕。 2004年4月16日には、「東トルキスタン民族会議」と「世界ウイグル青年会議」の両組織が合流し、世界ウイグル会議に再編された。初代議長には、ラジオ・フリー・ヨーロッパの元職員のエルキン・アルプテキン(元新疆省幹部のエイサ・ユスプ・アルプテキンの子)が選出された。2006年11月には、ノーベル平和賞候補にも選ばれたラビア・カーディルを第2代議長に選出している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「世界ウイグル会議」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|