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エキュメニズム()は、キリスト教の教派を超えた結束を目指す主義、キリスト教の教会一致促進運動のことである。世界教会主義(せかいきょうかいしゅぎ)ともいう。転じて、キリスト教相互のみならず、より幅広くキリスト教を含む諸宗教間の対話と協力を目指す運動のことを指す場合もある。 == 語の起原 == 字義どおりには、「世界主義」「普遍主義」を意味し、ギリシャ語「 (oikoumenē) オイクーメネー」に由来する。「家」を意味する「 (oikos)オイコス」から派生したこの言葉は、世界中に散在する教会に対して、その世界的な広がりを形容する言葉「(oikoumenikos)オイクーメニコス」(「 オエクーメニクス」)が生じた。地理学で「可住地域」を意味するドイツ語の「エクメーネ」は、この言葉を転用したものである。 日本語では、英語の形容詞化された「エキュメニカル(ecumenical)」が使われることが多い。エキュメニカルは伝統的に、キリスト教の教会の総体、全体を指した。「世界」、「全地」と訳されることがある。伝統的な用法としては、また普遍公会議(全地公会)の原語も「エキュメニカル」が冠せられている。また、正教会では、教会の名目上の最高の地位にある主教を、エキュメニカル総主教(全地総主教)という。東西教会の分裂以後、正教会では、コンスタンティノープル総主教(コンスタンディヌーポリ総主教)がエキュメニカル総主教である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「エキュメニズム」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Ecumenism 」があります。 スポンサード リンク
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