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世界自由民主連盟(せかいじゆうみんしゅれんめい、World League for Freedom and Democracy、略称:WLFD)とは、1966年に中華民国(台湾)台北で設立された、国際的な反共主義組織。旧称は世界反共連盟(World Anti-Communist League、略称:WACL)。終身名誉議長は中国国民党の領袖で、国民大会総裁を務めた谷正綱。 == 歴史 == === 世界反共連盟 === 1954年に大韓民国で発足したアジア人民反共連盟(APACL)を国際組織に改組する形で、1966年に結成された〔WACL コトバンク〕。爾来世界各地で年次総会を開催し、文鮮明率いる世界基督教統一神霊協会(統一協会)を筆頭に多数の組織が参加。 1978年にはロジャー・ピアソンがWACL議長に就くものの、ネオナチに関与していた事、同年ワシントン・ポストによる批判記事により、WACLを除名されるか、少なくとも議長退任を余儀無くされたものと見られる。 アメリカ合衆国の政治家からも支援を受けており、有名な所では1980年代初頭アメリカ合衆国世界自由評議会(USCWF、後述)に属し、2008年大統領選挙に出馬したジョン・マケイン下院議員(共和党、アリゾナ州選出)がいる。ただし、マケインは1984年に同評議会を脱退、1986年にはWACLの賛同者を降りたという。 世界中の反共主義組織へ財政的物質的支援を行ってきたが、就中1980年代半ばには南アフリカや中米、アフガニスタンの他極東において、反共反抗運動に対し武器を供給するようになった〔David Pallister, David Beresford and Angela Johnson. "Guns, Goons, and Western Goals", ''The Guardian'', April 24, 1993.〕。また、1980年代を通じてニカラグアのコントラを支援するなど、南米でも活動を行う事となる〔.〕。 この間、ネオナチや第二次世界大戦の戦犯を支援したとして批判を受けており、死の部隊や暗殺と結び付ける者まで存在した〔。表向きにはフィリピンでコラソン・アキノ〔''The Village Voice'', February 27, 1996〕に、モザンビークではモザンビーク民族抵抗運動(RENAMO)〔.〕に支援を行っておきながら、所謂「殺人部隊」を形成したとの説もある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「世界自由民主連盟」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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