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世界遺産条約は1972年に採択され、1975年に発効した。「最も成功した条約の一つ」〔西和彦「第33回世界遺産委員会の概要」『月刊文化財』第553号、2009年、p.36〕とも言われ、その締約国数は第39回世界遺産委員会(2015年)終了時点で191か国にのぼる。以下はその世界遺産条約締約国の一覧(せかいいさんじょうやくていやくこくのいちらん)である。 == 一覧 == 世界遺産条約は、UNESCO加盟国(195か国)のうち、東ティモール、ツバル、ナウル、ソマリア、南スーダンの5か国を除く190か国〔パレスチナ自治政府のように、日本政府が国家承認していない「国」も含まれる。〕とバチカン市国が締約している。 一覧は世界遺産センターが示している公式な地域区分、すなわち「アジア・太平洋」、「アラブ諸国」、「アフリカ」、「ヨーロッパ・北米」、「ラテンアメリカ・カリブ海」に準じて分類するが、便宜上アジアと太平洋は分けた。「アジア・太平洋」のうちの太平洋地域は、世界遺産をほとんど、あるいは全く持たない国が多く、21世紀に入ってからの世界遺産委員会では、太平洋島嶼国を対象とする様々な取り組みが行われている〔下間久美子「第31回世界遺産委員会の概要」『月刊文化財』第529号、2007年、pp.13, 15。〕。なお、保有件数も公式な分類に基づいているので、海外領土などの存在によって、各地域ごとの合計件数はその地域に実在する世界遺産の数と一致していない。たとえば、ヘンダーソン島は太平洋に存在するが、イギリスの世界遺産の一つなので「ヨーロッパ・北米」に算入されている。 以下のデータは第39回世界遺産委員会(2015年)終了時点のものである。国名部分のリンクは、その国の世界遺産記事に飛ぶようになっている。世界遺産を保有していない国については、暫定リストへのリンクをつけた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「世界遺産条約締約国の一覧」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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