|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 世 : [よ, せい] 【名詞】 1. world 2. society 3. age 4. generation ・ 世紀 : [せいき] 【名詞】 1. century 2. era ・ 世紀末 : [せいきまつ] 【名詞】 1. end of a century ・ 末 : [まつ] 1. (n-adv,n) the end of 2. powder ・ 魔 : [ま] 【名詞】 1. demon 2. devil 3. evil spirit evil influence ・ 魔術 : [まじゅつ] 【名詞】 1. black magic 2. sorcery ・ 魔術師 : [まじゅつし] 【名詞】 1. magician 2. conjurer ・ 術 : [すべ] 【名詞】 1. way 2. method 3. means ・ 師 : [し] 【名詞】 1. (1) teacher 2. master 3. one's mentor 4. (2) the Reverend
『名探偵コナン 世紀末の魔術師』(めいたんていコナン せいきまつのまじゅつし)は、1999年4月17日に公開された劇場版『名探偵コナン』シリーズの第3作目にあたる劇場版アニメである。上映時間は100分。興行収入は26億円、配給収入は14億5000万円、観客動員数は216万人。 キャッチコピーは「世紀末最大の謎を解くのは誰だ!?」。 == 概要 == * 本作の舞台は大きく3つに分けられており、前半が大阪、中盤が豪華客船、後半が古城に構成されている。 * 劇場版初登場キャラクターが多い作品で、灰原哀・高木渉・服部平次・遠山和葉・鈴木史郎・茶木神太郎・中森銀三・怪盗キッドが映画シリーズに初登場(2014年現在、史郎と茶木は本作が唯一)した。ただし、平次は怪盗キッドを追跡中に交通事故で負傷してしまったため、和葉と共に前半だけの登場で出番は少なかった。その後、平次と和葉は第7作『迷宮の十字路』で主人公のコナンと共にメインキャラクターとして活躍している。また、灰原哀が、冒頭の作品解説で恒例となっている「コナンの正体を知っている人物」のメンバー紹介に新しく加わった。 * 本作が公開されたのと同時期に、原作において「命がけの復活」シリーズが連載されていた。その影響もあって、コナンの正体を蘭が疑っていくという原作と似た展開になっている。また、怪盗キッドがコナンの正体を新一と認識したのも本作からである〔後に、原作で2人がコナン(工藤新一)の母親である工藤(藤峰)有希子について、コナンの正体がバレている前提で話しているシーンが登場する。〕。 * 山口勝平はキッドとの兼任だが、ラストの新一はキッドが変装した姿であり、本物の工藤新一の出番は極めて少なく、冒頭の解説を除けば台詞は1つだけであった。 * 本作以降、キャラクターデザインが原作の絵柄に近くなっている。またグッズやプログラムに作品名の英語表記が入るようになった。 * 恒例のダジャレクイズで、阿笠博士が出題した初の作品である(第1作『時計じかけの摩天楼』は森谷帝二、第2作『14番目の標的』は円谷光彦)。 * ストーリー前半の舞台が大阪のため、大阪の名所が数多く登場している。新幹線でコナンたちが降り立った新大阪駅から、大坂城・通天閣・大阪ドームなど、実在する建造物を多数見ることができる。大阪は以降の映画シリーズでも、平次たちが住んでいることから連絡をしているときに背景として描かれることが多い。 * 公開当時は解明されていなかった歴史上の出来事に独自の解釈を加えてストーリーの軸にしている。歴史上の出来事をストーリーに絡めたのは映画シリーズ史上初で、ニコライ二世やグリゴリー・ラスプーチンなど実在の人物が深く関わっている。マリアの設定は、その後、ロシアでマリアの遺骨が発見されたため本作と矛盾が生じてしまった。 * 興行収入が初めて20億円を突破し、最終的には前作『14番目の標的』の18.5億円を大きく上回る26億円となった。以後、劇場版『名探偵コナン』シリーズは2015年現在、17作連続で興行収入20億円以上を突破し続けている。 * 2012年6月18日から漫画版コミックスが発売されている。映画シリーズが漫画化されるのは本作が初となり、公開から10年以上経っての漫画化となった。 * テレビスペシャルとして2000年3月20日・2002年10月7日・2008年9月29日の計3回放送されている。 * 本編のDVDは2001年3月28日、Blu-ray Discは2011年7月29日に発売された。 * 藤田淑子が演じる浦思青蘭のセリフ「馬鹿な坊や」が収録中のスタジオ内で流行り、誰かがミスをしたら「馬鹿な坊や」と遣っていたという。 * 2013年11月からTVシリーズの主題歌を歌ったアーティストのVALSHEは、本作に聞き間違えたロシア語として出てくるセリフ「バルシェ・ニクカッタベカ」を名前の由来としている。 * 2016年に開催された歴代映画19作品の人気投票で、今作は7位を獲得した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「名探偵コナン 世紀末の魔術師」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Case Closed: The Last Wizard of the Century 」があります。 スポンサード リンク
|