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丘の家のミッキー(おかのいえのミッキー)は、久美沙織作の少女小説である。単行本全10巻。本項ではクロスオーバーである聖嘉津緒戦争(せいかつおせんそう)も記述する。 == 作品解説 == 第1作となる表題作は1984年に集英社の集英社文庫コバルトシリーズ(現:コバルト文庫)から出版され、以後1年に2作のペースで第10作までが出版された。通称「おかみき」〔第2巻のあとがきで作者自身が命名。〕。挿絵担当のめるへんめーかーによって1巻相当の内容が白泉社から漫画化(全2巻)されているほか、関連書籍がコバルトシリーズから2冊出版されている(後述)。 本作は大人気となり、作品発表当初から、実写化やアニメ化の提案が出版社に多く寄せられた。しかし、小説の文体から醸される繊細な世界観を愛するファンから反対の声が多くあがったという。何より原作者の久美沙織がファンの意見を尊重したことに加え、「どんな演出であっても限られた時間内、制約のある映像の世界では、きっと表現しきれない。また、映像化されてしまえば、イメージが固定されてしまう恐れがあるし、その時点で時間が止まって風化してしまいそうだから。何よりも私自身が見たくない」と首を縦に振らなかったため、未だ実写にはなっていない〔1988年に1999年の夏休み、1990年に櫻の園など、学園を舞台とした漫画などを実写化する動きが盛んな時期だった。その声を受けて「連載時から実写化を望む声のあった本作品を是非に…と乞う声があるが?」、という質問に対して。作者が小説を掲載していた雑誌「小説コバルト」1990年11月号誌上インタビュー記事で答えたもの。〕。 その後、作品が完結した昭和時代末期の1988年から、平成時代へ入った2001年にコバルト文庫で新装版が発売された。しかし、最終巻でも13年。第1巻から見れば17年もの年月を経ているため、作中に登場する用語(人物名や商品など)が現代では風化しているものも少なくなく、その一文を読んでもピンとこないであろう新たな読者層のために、巻末に1980年代の時代背景とその内容と意図を解説する追記ページが設けられている。また、挿絵はめるへんめーかーに替えて竹岡美穂が担当となった。 2014年に電子書籍として新装版をベースに1巻が発売。挿絵は再びめるへんめーかーとなり、巻末に久美沙織とめるへんめーかーの対談が追加されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「丘の家のミッキー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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