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両国広小路(りょうごくひろこうじ)とは、両国橋の西たもとに設けられた広場。後の中央区東日本橋二丁目あたりである〔日本歴史地名大系(平凡社)〕。重要な交通手段である橋の交通を守るために火除地(ひよけち)として扱われたため、常設の建物は作られなかった。 == 歴史 == 江戸幕府は防備の面から隅田川への架橋は千住大橋以外認めてこなかった。しかし1657年(明暦3年)の明暦の大火の際に、橋が無く逃げ場を失った多くの江戸市民が火勢にのまれ、10万人に及んだと伝えられるほどの死傷者を出す。事態を重く見た老中・酒井忠勝らの提言により、防火・防災目的のために架橋を決断することになる。木製の橋への類焼を防ぐため、火除地として広小路は作られた。地名としての「両国」は、隅田川西側の武蔵国側を多くは指し、対岸の(現在の両国である)旧下総国側(墨田区側)を「向両国(むこうりょうごく)」(東両国とも)と呼んだ。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「両国広小路」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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