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アンビデント (ambident) な化学種とは、化学結合を形成しうる2種類以上の原子を構造中に有するものをいう〔 IUPAC Gold Book - ambident 〕。配位子、求核剤、求電子剤などに対して用いる。両座あるいは両性という訳語がしばしば用いられる。 対象が求核剤や求電子剤の場合は、反応性を有する2種類の原子間が共役系を有している場合に主に使われる。共役していない場合は単に2官能性という。 == 配位子 == アンビデント配位子とは、構造中の2種類以上の原子から配位結合を形成しうる配位子をいう。両座配位子とも訳される。NO2(ニトロとニトリト)、OCN-(シアネートとイソシアネート)、SCN-(チオシアネートとイソチオシアネート)などの例があり、結合する原子によって連結異性体を形成しうる。 結合している原子の位置を明確にするために、 Denticity と呼ばれる κ を用いた表記法が用いられる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アンビデント」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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