|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 毛 : [もう, け] 【名詞】 1. hair 2. fur
両毛線(りょうもうせん)とは、栃木県小山市の小山駅から群馬県前橋市の新前橋駅までを結ぶ東日本旅客鉄道(JR東日本)の鉄道路線(幹線)である。 運行上は、群馬県側では新前橋駅より上越線に乗り入れ高崎駅まで運転しているため、乗り入れ区間においても両毛線列車として案内されている。 == 概要 == 両毛地域と呼ばれる栃木県南西部から群馬県南東部に至る平野部の諸都市を結ぶ路線である。もともとこの地域で盛んに生産されていた生糸や、桐生織に代表される織物の輸送のために建設された路線であったが、現在では地元の通勤通学客の利用が中心となっている。沿線には中学・高校・大学・専門学校などが多く、朝夕は通学のための生徒・学生で混雑する。 対東京輸送は東武鉄道が、各都市から東京都心の浅草駅に直通する特急をはじめとした優等列車を多く走らせて、この地域と東京を直結させているのに対し、両毛線は地域内輸送が中心で、ほとんどの列車が普通列車となっている。ただし前橋市にとっては、高崎駅を経て高崎線もしくは新幹線経由で都心へ向かう際の主要な公共交通機関となっている。 沿線の主要な都市に立ち寄るように建設されたため、平野部を走る路線でありながら路線は大きく蛇行しているが、それでも沿線の都市間アクセスには利点がある。例えば足利 - 伊勢崎間は東武伊勢崎線、桐生 - 前橋間には上毛電気鉄道上毛線といった路線が(伊勢崎駅以外は同一の駅ではないが)両毛線よりも短い距離で並行している部分があるものの、東武伊勢崎線は太田で運行系統が分断されているため、直通運転が少ない時間帯では乗り換えを強いられるほか、上毛電気鉄道上毛線は、両毛線よりも駅数が多く所要時間も長くなり、かつ運賃も高額となっている。 また、思川・渡良瀬川やその本流である利根川など、距離の割に大きな河川を横切ることが多い路線であることも特徴的である。 全線が旅客営業規則の定める大都市近郊区間の「東京近郊区間」〔http://www.jreast.co.jp/kippu/1103.html〕、およびIC乗車カード「Suica」の首都圏エリアに含まれている〔http://www.jreast.co.jp/suica/area/tokyo/index.html〕。 2011年3月11日に起きた東北地方太平洋沖地震の影響による発電所停止に伴い東京電力が実施した計画停電の第1から第5グループすべてにまたがるため、小山駅 - 伊勢崎駅間は運休していたが、3月31日に全線復旧した。ただし、計画停電が実施されなかった日でも運転は再開されなかった〔「JR両毛線運転再開 通勤通学客は安堵の表情 」『下野新聞』2011年4月1日付朝刊〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「両毛線」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|