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中ノ郷駅(なかのごうえき)は、かつて滋賀県伊香郡余呉村中之郷(現・長浜市余呉町中之郷)に存在した北陸本線(晩年は柳ヶ瀬線)の駅(廃駅)である。 == 概要 == 北国街道沿いの宿場町にあり、北陸本線が長浜から金ヶ崎(現在の敦賀港駅)まで延伸した時に設置された。柳ヶ瀬越えの山岳路線を控え、補機付け替えの駅のためすべての列車が停車する重要駅であったが、北陸本線の付け替えで柳ヶ瀬線という支線に格下げされると、営業係数の悪化から7年ともたず廃線になった。 この駅は補機付け替えに特化された駅で、貨物列車の編成は隣接する木ノ本、高月で行われた。本線時代には駅弁売りも出るほどの活況であった。 旧・余呉町の中心駅でもあり、支線時代も本線から彦根、米原との直通列車があった。 北陸本線路線改良案のひとつには、今庄・中ノ郷間を18kmの長大トンネルで結ぶ案もあり、もし実現していれば当駅は存続した可能性もあった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「中ノ郷駅」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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