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フェスティバルホール(Festival Hall)は、大阪府大阪市北区中之島に所在する文化施設《多目的ホール》。中之島フェスティバルホールとも呼ばれている。朝日ビルディングが運営している。 == 概要 == 高度経済成長に差し掛かったばかりの昭和30年代初期の日本に於いて、しかし芸術性の高い演奏会を開催するにふさわしいコンサートホールの類は未だ存在しなかった。 そのような状況の中、エディンバラやザルツブルクといった名だたる音楽祭に匹敵する国際的な音楽祭を開催出来るホールを大阪の地に、ということで昭和33年(1958年)4月3日に新朝日ビルディング内にオープンしたのが当ホールである〔文化・情報 膨らむ夢 フェスティバルホール新時代へ - 朝日新聞Web版・2007年04月02日付け掲載記事〕《竣工も1958年〔大阪・中之島プロジェクト環境影響評価方法書についての検討結果報告書 - 大阪市環境影響評価専門委員会《平成20年(2008年)6月作成;大阪市Webサイトにて公開中》〕;ちなみに同じ年には東京タワーも竣工しており、3年後の1961年には東京文化会館も竣工そして開館している》。 土佐堀川に面する南側壁面には「牧神、音楽を楽しむの図」と題された信楽焼の大レリーフが施され、中に入ってみれば豪華なシャンデリアを備えるロビー、そして間口30.7m・奥行22.5mの大舞台と2,700席の客席を擁する当ホールは、当時世界有数と謳われるほどであった〔施設概要~ホール紹介 - フェスティバルホール公式Webサイトより〕。 また木質系の材料で張り巡らされたホール筐体内部は音響特性に優れ、開館以来「残響の長さだけでなく音がまろやかに豊かに響く」とか「天井から音が降り注ぐ」等と称えられるほどだった。そしてこのことが、クラシック音楽はもとより、ロックなどのポピュラー音楽、ジャズ、能・狂言などの純邦楽など、あらゆるジャンルのアーティスト達から愛される存在へと成長するファクターとなった〔〔小川正~16人の建築家 - 竹中工務店Webサイト内設置の『竹中のデザイン』Webサイトより。竹中工務店は初代当ホールを包含する新朝日ビルディングの施工主であり、今度の建て替えにより建築された2代目当ホールを包含する「中之島フェスティバルタワー」の施工主にもなっている〕。 しかし老朽化のため、開館50周年を迎えた2008年いっぱいで建て替えのため一旦閉館。この時点で来場者数は4千万人に届くところまで来ていた。 そしてその一旦閉館から4年余り経った2012年12月、超高層ビルとして生まれ変わった「中之島フェスティバルタワー」の中で2代目当ホールは開館した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「フェスティバルホール」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Festival Hall, Osaka 」があります。 スポンサード リンク
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