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『中二病でも恋がしたい!』(ちゅうにびょうでもこいがしたい)は、虎虎による日本のライトノベル。イラストは逢坂望美が担当している。略称は中二恋、中二病、中恋。 元・中二病で高校1年生の富樫勇太と、同学年で現役・中二病の小鳥遊六花を軸として周囲を巻き込みながら展開していく学園ラブコメディ作品。 KAエスマ文庫第1弾の1つとして刊行された。1巻は第1回京都アニメーション大賞奨励賞受賞作で「着眼点とアイデアが面白く文章のセンスもある」と評価された。2012年10月から12月までテレビアニメの第1期が放送され、2013年9月14日に劇場版が公開された。2014年1月から3月までテレビアニメ第2期が放送された。 == あらすじ == === 小説 === ; 第1巻 : 高校に進学してから2ヶ月、無口で常に右目に眼帯をつけ左腕に包帯を巻いた小鳥遊六花は未だにクラスに馴染めずにいた。ある日、富樫勇太は些細な出来事から六花に接触することになる。唐突にカラコンの右眼を晒して「契約完了」と呟き、「小鳥遊」ではなく「六花」と呼べと要求し、先生にも意味不明の言動を示して戸惑わせる。その言動は中二病だった。 : 数学の成績が絶望的な六花のために、勉強を見る様に先生から頼まれた勇太は放課後に勉強会を開く。六花は中二病的言動で誤魔化して逃げ出そうとするが、ガムで釣って引き戻しながら根気よく教え、数学の実力も上がって行く。勉強会を六花の家でも開き彼女の生活の様子も知る。家族から疎んじられ離れて一人暮らしをしているのは「自分のせい」だという。 : 遠足の日、いつもは「闇の力を発揮」しパワフルな六花もバスに酔いグロッキーに。勇太はなんとなく介抱し面倒を見つつも共に行事を楽しんでいたが何時の間にか六花の姿が見えなくなる。級友と手分けして彼女を捜しているときに、六花の中二病を目の敵にしていたクラス委員長の丹生谷森夏から、「自分が中二病を嫌うのは過去に自分がそうだったから(ただし本人は六花の様な邪気眼系では無かったと主張)」ということを知る。ようやく見つけ出した六花は、行方不明の父を捜していたこと、自分の「力」は父から引き継いだものだと話す。 : そして追試の当日、彼女は学校に来なかった。勇太は六花の部屋に赴き、そこで、何故学校に来なかったか、そして勇太を「契約者」に選んだかを明かされる。 ; 第2巻 : 恋人同士になった勇太と六花は初めてのデートに臨む。水族館でも相変わらず中二病的言動の六花に突っ込みをいれる勇太、水族館を出たあとは六花の自転車の練習もした。 : 学校でも仲睦まじい勇太と六花の前に、異形の風体の少女が現れる。彼女は中学時代の勇太の同級生で唯一の理解者であった七宮智音だった。七宮は勇太との再会を喜ぶが、六花の嫉妬を招く。また、七宮は転校先の中学で同級生だった丹生谷の所にも押しかけ、当時のことを暴露して悶えさせる。 : ある日、六花が七宮に誘拐される。七宮の遺したメッセージを手懸りに丹生谷が居場所を解き明かし、勇太はそこに駆けつける。勇太に対峙した七宮は予てからの思いを告白するが、勇太は六花が恋人であると告げる。 ; 第3巻 : 夏休み明け初日、勇太と六花の元に1つ上の学年の天虹旱が現れ、突然土下座をしてきた。勇太が事情を訊くと、旱が所属する『個性派演劇部』の文化祭で行う最終公演の出演者に六花が欲しいとのことだった。六花はクラス発表のダンスもあったが乗り気で、勇太も六花がやると言うので助っ人として参加。また七宮も助っ人に加わり、旱と『個性派演劇部』の部員である五月七日くみんと共に、演目『プリンセス☆アッシュ』の練習を始めるが、実はその演目は文化祭でゲリラでやることが旱から告げられた。そんな中、勇太は旱から7色の髪など、旱が個性的な性格になった過去を聞くことになる。 : 迎えた文化祭本番。勇太と六花たちのクラスは、丹生谷の指揮のもと、ダンス発表は成功する。そのあとすぐに『プリンセス☆アッシュ』の演目を始めるが、途中で教師たちが制止に入り、中止せざるを得なくなる。しかし、旱たちは満足し、演目を書いたウサミミ先輩(かつてのネコミミ先輩)との再会も果たす。 : 後夜祭で旱たちは体育祭のクラブ対抗リレーに参加するため、『個性派演劇部』に代わり『極東魔術昼寝結社(仮)』を立ち上げることを告げた。六花が入りたがっていることを理由で、勇太も加入することになり、新たなスタートを切る。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「中二病でも恋がしたい!」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Love, Chunibyo & Other Delusions 」があります。 スポンサード リンク
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