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宮崎 正弘(みやざき まさひろ、1946年 - )は、日本の評論家、作家、ジャーナリスト。拓殖大学日本文化研究所客員教授。石川県金沢市出身。「南シナ海問題を考える会」代表。 == 経歴 == 石川県立金沢二水高等学校卒業、早稲田大学中退。早大在学中は日本学生同盟に所属し「日本学生新聞」編集長を務めた。雑誌「浪漫」企画室長を経て、貿易会社を経営。1982年、講談社から「もうひとつの資源戦争」を刊行し、論壇へデビューを果たす。以降、「日米先端特許戦争」「軍事ロボット戦」「中国、次の10年」「中国大分裂」「人民元大暴落」「中国広東軍、反乱す」「金正日の核弾頭」などの著作がある。 「日米安保条約二十年記念セミナー」(日本側代表 岸信介、米側フォード元大統領)は委員会広報を担当、以後「日本安全保障研究センター」(加瀬英明理事長)の事務局長を二年ほど兼務。また、「日米先端特許戦争」「軍事ロボット戦争」等を発表し、広範な安全保障論議に問題を投げかけた。特に前者で日本の特許制度に秘密条項がないという欠陥を指摘し、後者では日本の防衛は将来ロボット技術が最重要課題になるという問題を提議した。 この間、キッシンジャー元国務長官、レイ・クライン元CIA次官らを招いての日米安保シンポジウムなどを開催した。1983年夏、米国教育局の招待でクレアモント研究所に1ヶ月遊学。1984年にはニクソン米国元大統領と単独会見し、同大統領の「リアルピース」を翻訳・刊行した。前後に、ペンタゴンペーパーや米議会でのレフチェン証言録、第五世代のハイテク報告など翻訳も多く手がけた。またラジオ日本、ラジオ短波で週三回ほど番組を担当(後者は毎週土曜早朝にロスのマネー局と二元中継だった(一部英語))。 国際エコノミストとして『ビジネスウィークの読み方』『ザ・日経』(上下弐巻)『世界マネー戦争はここまで来た』など多くの経済評論を展開した。木内信胤主宰の「経済計画会議」のメンバーにも。国外取材も夥しいが、1985年のIYY(国際青年年)ではヨハネスブルグ大会、ジャマイカ大会で日本代表をつとめた。こうした関係からソ連崩壊までの数年は米国、ソ連関係の著作が多く、ベルリンの壁崩壊前後は合計十回ほど、ロシア各地、バルト三国、東欧諸国を取材し『ソ連の没落』『新生ドイツの大乱』。イスラエルのラビ外相に単独インタビュー、イラクの「アラブ平和会議」にも招かれ『湾岸戦争の嘘と真実』『テロリズムと世界宗教戦争』などを発表した。 1980年代に改革開放とともに、中国から夥しい留学生、研修生が海外へ出たが、1982年にカナダ留学(医学博士)の王炳章が自由、民権、法治をスローガンの「中国の春」を起ち上げた。この運動は全世界35ヶ国に拡がり、日本にも支部が誕生した。宮崎はニューヨークの本部で王と単独会見、また世界各地に中国から亡命した医師、小説家、通訳、パイロット、歌手、京劇俳優、大學教授などを追いかけ、80数名とインタビューし 「中国の悲劇」を上梓した。 中国ルポでは全33省を踏破。ついで旧満州主要要塞探査、最近は中国新幹線のすべてに乗った。新幹線事故直後には『WILL』『週刊現代』などに北京-上海間新幹線試乗記を発表した。 2006年1月28日の「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」にて、自身は中国語が苦手である事を明かした。この号では他に張作霖爆殺事件に関する説に一定の評価をおこなっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「宮崎正弘」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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