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中央合同庁舎第3号館(ちゅうおうごうどうちょうしゃだいいちごうかん、Central Gov't Bldg. No.3)は、東京都千代田区霞が関二丁目にある日本の中央省庁の合同庁舎。 == 概要 == 鉄骨鉄筋コンクリート、地上11階・地下2階の中央合同庁舎である。主に国土交通省(旧・建設省系)とその関連省庁が入居している。 旧中央合同庁舎第2号館(旧内務省庁舎)が手狭になったため〔戦後、中央合同庁舎第2号館(人事院ビル)には、旧内務省系の自治省、警察庁、建設省に加えて、人事院と経済企画庁も同居しており、庁舎が過密化していた。1960年9月には、経済企画庁が大蔵省庁舎に移転している。〕、旧内務大臣官邸の跡地に中央合同庁舎第3号館として建設されることになり、1966年(昭和41年)に完成した。建築面積は7,810平方メートル、延べ面積は70,111平方メートルである〔。旧中央合同庁舎第2号館から建設省が〔『月刊官界』 第3巻 第7号 p.144 行政問題研究所〕、丸の内の旧鉄道省庁舎から運輸省が〔『月刊官界』 第4巻 第7号 p.180 行政問題研究所〕〔日本国有鉄道 『日本国有鉄道百年史』第14巻 p.150〕それぞれ移転してきた〔〔〔が、庁舎の使用調整により、1973年(昭和48年)に8階建から11階建に増築されている〔海上保安庁 『海上保安庁30年史』 p.105 海上保安協会〕〔。 大臣などの首脳陣の部屋は、建設省は3号館3階に大臣、政務次官、事務次官、技監の部屋が置かれ、運輸省は3号館5階に大臣、政務次官、事務次官、運輸審議官の部屋が置かれていた〔塩田潮 『誰がための官僚―「霞が関の逆襲」は始まるか』 p.295 日本経済新聞社〕。 中央省庁再編により、国土交通省が設立された際には、旧運輸省と旧建設省が陣取っていた3号館と、東隣に建設中だった新2号館の一部が割り振られたが、旧運輸省と旧建設省との間で、大臣や政務官、事務次官の部屋をどの階に配置するかで抗争となった。工事や引っ越しでの利便性を考えるなら、国交省の首脳陣の部屋は3階か5階にまとめることが望ましかったが、旧運輸省と旧建設省の双方が「一方の階にすると、移動する側が相手の省に吸収された印象になる」と主張して譲らず、結局は中間にあたる4階に新設されることになった〔。 。2000年(平成12年)から2002年までに行われた免震レトロフィット工事により、耐震補強がなされた〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「中央合同庁舎第3号館」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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