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中央自動車道(ちゅうおうじどうしゃどう、)は、中日本高速道路株式会社(NEXCO中日本)が管理している、東京都と山梨県富士吉田市、兵庫県西宮市、長野県長野市を連絡する国土開発幹線自動車道であり、これらのうち東京都杉並区と富士吉田市、および愛知県小牧市を結ぶ高速道路(高速自動車国道)である。旧路線名は中央高速道路(1972年まで)であり、略称は中央道(ちゅうおうどう、CHUO EXPWY)。 == 概要 == 旧街道の甲州街道および中山道に概ね沿う形で整備された高速道路である。大部分の区間(道路名の中央自動車道としては全区間)を中日本高速道路(NEXCO中日本)が管理・営業している。 開通当初は東名高速や名神高速と同様に中央高速道路を名称として用いていたが、開通当初の暫定2車線対面通行でなおかつ中央にセンターポールも分離帯もないという状態であった上、追越しも許されている(中央線が破線)という有様であったにもかかわらず、「高速」という呼称によって速度超過が多発したことによる交通事故が頻発してしまったために、当時の日本道路公団が1972年9月30日付の官報告示で中央高速道路を「高速道路」を用いない中央自動車道に改称すると発表した(ただし一部の情報板等の標識に「中央高速」の表記を使用しているものもある)〔新東名、残りの区間は… 中央道が名前を変えた理由 日本経済新聞2012年9月14日6:30配信(2012年11月23日閲覧)〕。また、この事故を受けて「自動車道」の名称使用が正式に決まるまでに開通した他の高速自動車国道は、法定路線名を暫定的に営業路線名としてそのまま使用していた。なお、その後開通した高速道路では、東名・名神のバイパスとなる新名神高速と新東名高速を除いては道路名称に「○○高速道路」が用いられることはなく「○○自動車道」に統一されている〔。 首都圏の放射方向の高速道路(9放射)のうち、唯一都心部(首都高速道路4号新宿線と接続する区間)が4車線であるため、深刻な渋滞が発生することがある。沿線には相模湖や河口湖などリゾート地が多いことから平日と週末の利用車数の差が大きく、観光シーズンの土曜・日曜の渋滞が他路線より目立つ。また、高井戸IC - 八王子ICは平日・休日問わず交通量が非常に多い。八王子IC以東は平日においても渋滞が多発している。 また、岡谷JCT以西の区間については長野道、上信越道(更埴JCT以北)と組み合わせて太平洋側と日本海側(中京圏と新潟県上越地方)を結ぶ路線としての役割も併せ持っている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「中央自動車道」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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