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中尾純利(なかお すみとし、1903年 - 1960年4月26日)は日本のパイロットである。1939年(昭和14年)8月、世界一周親善飛行を行った純国産機、「ニッポン号」の機長を務めた。 ==経歴== 1903年(明治36年)、鹿児島県の阿久根に生まれた。所沢陸軍飛行学校を委託生として卒業し、三菱重工業のテストパイロットとなった。1928年(昭和3年)には日本陸軍の次期戦闘機の競争試作に応募した陸軍三菱隼型試作戦闘機(1MF2)を操縦し、所沢飛行場での試験飛行で急降下中にパラソル翼が機体から外れ、中尾はパラシュートを使って脱出した。これが日本における航空機からの最初のパラシュート脱出の記録となった。 1939年(昭和14年)、毎日新聞社が企画した世界一周親善飛行のパイロットに選ばれ、同年8月26日、羽田飛行場を出発し、5大陸20か国を所要日数56日、実飛行時間194時間の飛行に成功した。 戦後は1952年(昭和27年)に羽田空港が、米軍から返還されて東京国際空港となると、その初代空港長となった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「中尾純利」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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