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中島 茂(なかじま しげる、1907年〈明治40年〉 - 2006年〈平成18年〉)は、日本の電波技術者。マグネトロンやレーダ、超音波魚群探知機の開発に貢献した。1930年(昭和5年)、日本無線に入社。1931年(昭和6年)頃からキャビネティ・マグネトロンの研究開発に着手し、1934年(昭和9年)からは海軍技術研究所との共同研究の末、1939年(昭和14年)に完成させた。しかし「レーダーの電波を出して敵を見つけて、その敵を攻撃するなんてことは夢にも考えないバカげた戦い方である」として研究は中止されてしまった。なお、この時開発されたマグネトロンは1年後にバーミンガム大学が開発したものと構造がよく似ており、1992年(平成4年)にドイツ博物館で開催されたレーダー開発史のシンポジウムで中島が紹介したところ、ヨーロッパの研究者から盗作ではないかと疑われたが、後に日本独自の技術であることが証明された。 == 外部リンク == *技術史資料の保存の意義 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「中島茂」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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