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中嶋神社(なかしまじんじゃ)は、兵庫県豊岡市にある神社である〔。式内社で、旧社格は県社。「菓祖・菓子の神」として製菓業者の崇敬を受け〔、日本各地に分社がある。 == 祭神 == 田道間守命を主祭神とし〔、天湯河棚神(あめのゆかわたなのかみ)を配祀する。 田道間守命は天日槍命の5世の子孫で、『日本書紀』に記される垂仁天皇の命により常世の国から「非時香果(ときじくのかぐのみ)」(橘のこと)を持ち返ったとされる人物である〔垂仁天皇後紀3月壬午(12日)条(景行天皇2年に相当)。〕。橘は菓子の最上級品とされたことから、菓子の神・菓祖として崇敬される。また、現鎮座地に居を構えて当地を開墾し、人々に養蚕を奨励したと伝えられることから、養蚕の神ともされる。 天湯河棚神は中古に合祀された安美神社の祭神で、鳥取連(ととりのむらじ)の祖神である。『日本書紀』によれば、垂仁天皇の命により皇子誉津別命の為に鵠(くぐい。白鳥のこと)を捕えた人物で〔垂仁天皇紀23年条。〕、一説には、『古事記』に記される鵠を捕らえた地、和那美之水門(わなみのみなと)の近くに祀られたものであるという〔但し、同書に天湯河棚神は登場せず、鵠を捕らえたのは山辺(やまのへ)の大鶙(おおたか)という人物である(垂仁天皇記)。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「中嶋神社」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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