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中心後回(ちゅうしんこうかい、)は大脳の外側面にある脳回の一つ。頭頂葉の最も前側に位置し、特徴的な構造として大脳表面の分類の重要な目印となる。体の各部位から体性感覚の入力を受け取る領域であり、機能的な分類では一次体性感覚野と呼ばれる。この領域は元々ペンフィールドによる表面刺激の研究によって定義された。細胞構築学的な分類では、この領域はブロードマンの脳地図における3、1、2野におおよそ当たる。ただカース (Kaas) は最近の研究で、他の感覚受容野との相同性から、3野のみを"一次感覚野"とするべきである、としている。これは3野が感覚入力領域からの視床皮質投射の情報の大部分を受けているためである。 == 中心後回 == 中心後回の外側部は以下の構造に囲まれている。 *大脳縦裂 (内側の境界) *中心溝 (吻側の境界) *中心後溝 (尾側の境界) *外側溝 (下側の境界) この領域は一次体性感覚野であり、触覚の主要な感覚受容野である。他の感覚野と同様に、この領域にはホムンクルスと呼ばれる感覚空間の地図が存在し、一次体性感覚野にあるホムンクルスは''感覚のホムンクルス''と呼ばれる。感覚のホムンクルスの少々想像的で非常に模式的な図は右に示してある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「中心後回」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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