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中村 一美(なかむら かずみ、1956年 - )は、日本の画家。現在は多摩美術大学絵画学科油絵専攻教授。千葉県出身。1981年、東京藝術大学芸術学科卒業後、1984年、東京藝術大学大学院油画専攻修了。妻は画家の石川順恵。主な美術館での個展としてはセゾン現代美術館(1999)といわき市立美術館(2002)、国立新美術館(2014年)などがある。 ==来歴== 学部の頃より戦後アメリカの抽象表現主義絵画の研究、美術理論の研究を行っていたが、当時油画科で教鞭をとっていた榎倉康二の勧めもあり、1980年代初頭より本格に制作活動を開始する。当初は「Y型」と呼ばれるY字形のモチーフによる表現主義的な絵画作品によって注目を集める。特に日本の古代・中世絵画、中国宋代の山水画、朝鮮の民画など東アジアの絵画における空間表現を参照しながら、独自の絵画、絵画理論を探求している。 2015年芸術選奨文部科学大臣賞受賞。〔http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150312/k10010013131000.html〕 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「中村一美」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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