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中村六郎 : ミニ英和和英辞書
中村六郎[なかむら ろくろう]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [なか]
 【名詞】 1. inside 2. middle 3. among 
: [むら]
 【名詞】 1. village 
: [ろく]
  1. (num) six 

中村六郎 : ウィキペディア日本語版
中村六郎[なかむら ろくろう]

中村 六郎(なかむら ろくろう、1914年2月4日 - 2004年4月11日)は岡山県備前市伊部生まれの陶芸家。愛称は「六さん」
日本工芸会中国支部備前焼陶友会伝統工芸士会に所属した。
父親が金重陶陽らの作家たちと親しく、その影響で陶芸家を志す。終戦までは会社勤めをするが、1945年に金重陶陽に師事し、技術の修練を積む。また、北大路魯山人が金重陶陽宅に来訪時には、藤原啓山本陶秀らと共に、その技術を学び影響を受けたと言われている。
1961年に六郎窯を築いて独立する。1986年には伝統工芸士に認定される。
ろくろでは徳利などの酒器を好んで製作。たたらでは泡瓶、急須、茶碗なども手がける。朴訥で野性味あふれる作風。観音土のねっとりとした土味に、窯変で現れる深い緋色は「中村家の緋色」と言われ、愛好家が多い。文豪井伏鱒二は亡くなる前に、ベッドの中で六郎の徳利をまさぐっていたという。また、歌人の杉鮫太郎や、詩人の安東次男らと交流があり、六郎の経歴書に紹介文を書いている。特に安東次男は窯出しの度に来訪し、窯傷の入ったものばかりを欲しがり、六郎を困らせたという話が残されている。「酒器の神様」「とっくりの六郎」などの威名をもつ。
長男の中村真、孫の中村和樹も陶芸家である。


== 略歴 ==

*1914年(大正3年)2月4日、岡山県備前市伊部生まれ
*1928年(昭和3年)、旧制閑谷中学校中退
*終戦まで会社勤務
*1945年(昭和20年)、金重陶陽に師事
*1961年(昭和36年)、「六郎窯」を築窯し独立
*1973年(昭和48年)、NHKふる里の歌祭り出演
*1986年(昭和61年)、伝統工芸士認定

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「中村六郎」の詳細全文を読む




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