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中距離拡大防空システム(ちゅうきょりかくだいぼうくうシステム、MEADS:Medium Extended Air Defense System)はNATOにおけるパトリオットミサイルの後継地対空ミサイル開発計画である。 アメリカ合衆国、ドイツ、イタリアの3ヶ国による共同開発で2012年から配備を開始する予定だったが、2011年2月にアメリカが計画を破棄し〔German Government Under Pressure to Scrap Meads Missile Project - Bloomberg 〕、続いてドイツ・イタリアでも計画破棄、開発中止となった。しかし、主契約企業のロッキード・マーティンでは社内での開発を続行し〔Your Industry News - MEADS Integrated Launcher Electronics System Completes First Simulated Missile Launch 〕、2015年ドイツが購入を決定した〔German defense ministry reportedly decides on 'Meads' missile defense system 〕。 == 概要 == アメリカやドイツが配備しているパトリオットミサイルやイタリアのナイキハーキュリーズミサイルの後継となる地対空ミサイルであり、自走式で機動性のある野戦防空システムとなることを目指している。現行のシステムに比べて操作人員の省力化も図られており、将来的には現在運用されている各種地対空ミサイルをMEADSに一本化することで効率的な対空ミサイルの統合運用体系を構築する計画である。 開発の初期段階ではフランスも共同開発国であったが、1996年に脱退している。費用分担はアメリカが58%、ドイツが25%、イタリアが17%である。当初は日本にも計画への参加が求められていたが、兵器の国際開発が武器輸出三原則への抵触にあたるとして参加が見送られた。そのため日本では独自に03式中距離地対空誘導弾を開発・装備化している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「中距離拡大防空システム」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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