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東海映画撮影所(とうかいえいがさつえいじょ)は、かつて存在した日本の映画スタジオである〔マキノ, p.101.〕〔石割, p.49.〕〔''マキノ・プロダクション''、コトバンク、2013年6月21日閲覧。〕〔''マキノ映画活動史''、立命館大学、2013年6月21日閲覧。〕〔''名古屋のマキノ 前篇''、木全公彦、マーメイドフィルム、2013年6月21日閲覧。〕〔''名古屋のマキノ 外伝''、木全公彦、マーメイドフィルム、2013年6月21日閲覧。〕〔''マキノ中部撮影所物語''、スターキャット・ケーブルネットワーク、2013年6月21日閲覧。〕〔''東海映画撮影所''、日本映画情報システム、文化庁、2013年6月21日閲覧。〕〔マキノ中部撮影所の「証し残そう」 日本最初の映画監督が開設 、47NEWS, 2007年6月19日付、2013年6月21日閲覧。〕。竹本商会の竹本武夫が同撮影所の用地として借用した土地に、牧野省三がマキノ・プロダクションの中部撮影所(ちゅうぶさつえいじょ)を建設、1927年(昭和2年)5月に開所したのが最初である〔〔〔〔〔。マキノ撤退後は、竹本が同撮影所をレンタルスタジオとして稼働、小澤得二の小澤映画聯盟、細山喜代松の第一線映画、その後身の瀧口乙三郎のトキワ映画等が使用した〔。 赤穂城のオープンセットがあり、牧野省三の大作『忠魂義烈 実録忠臣蔵』が撮影されたことで知られる〔〔〔〔〔。マキノ時代は名古屋撮影所(なごやさつえいじょ)とも呼ばれ〔燃ゆる花片 、日本映画データベース、2013年6月21日閲覧。〕、マキノ中部(マキノちゅうぶ)、マキノ名古屋(マキノなごや)と略称された〔1928年 公開作品一覧 671作品 、日本映画データベース、2013年6月21日閲覧。〕〔''マキノ名古屋''、日本映画情報システム、文化庁、2013年6月21日閲覧。〕。通称東海スタヂオ(とうかいスタジオ)。 == 略歴 == * 1925年 - 尾張徳川家が同地全体(約25,600坪)を福澤桃介の名古屋桟橋倉庫に売却、このうち10,000坪を竹本武夫の竹本商会が東海映画撮影所用地として借り受ける〔〔〔戦前の名古屋都市計画公園史について 、名古屋都市センター、2013年6月21日閲覧。〕 * 1926年12月25日 - 同撮影所用地を牧野省三のマキノ・プロダクション(1925年6月設立)が借り受け、同社中部撮影所の建設が報道される(名古屋新聞)〔 * 1927年1月25日 - 起工式・地鎮祭〔 * 同年5月 - 開所、撮影所長にマキノ正博就任〔〔〔〔 * 同年6月6日 - 『忠魂義烈 実録忠臣蔵』(監督牧野省三)のうち「松の廊下」部分の撮影開始〔〔 * 同年11月 - 教育映画部を設置、製作主任に鈴木重吉就任〔 * 1928年1月 - 同撮影所は現代劇部と位置づけられ、『燃ゆる花片』(監督マキノ正博)製作開始〔〔 * 同年3月5日 - 『忠魂義烈 実録忠臣蔵』クランクアップ、同日京都の牧野邸が火災により全焼〔〔 * 同年3月25日 - 中部撮影所現代劇部の京都移転決定、および教育映画部解散(マキノの名古屋撤退決定)〔 * 同年6月1日 - 東海映画撮影所、小澤得二の小澤映画聯盟を迎える〔 * 同年7月 - 同撮影所で細山喜代松が第一線映画を結成 * 1931年 - 撮影所閉鎖、道徳公園開園 * 1939年 - 豊田土地区画整理組合、名古屋桟橋倉庫の両者が同地全体(約25,600坪)を名古屋市に寄贈〔 * 1940年12月1日 - 名古屋市立道徳小学校開校〔学校紹介 、名古屋市立道徳小学校、2013年6月21日閲覧。〕 * 1947年 - 名古屋市立大江中学校開校〔大江中学校の沿革 、名古屋市立大江中学校、2013年6月21日閲覧。〕 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「東海映画撮影所」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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