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丸ぼうろ(まるぼうろ)は、佐賀県佐賀市を代表する銘菓の一つ。「丸芳露」「丸房露」などと記載される場合もある。また、大分県中津市も丸ぼうろを名産品としている。 == 起源 == 丸ぼうろの起源には様々な諸説がある。丸い形をしたボーロ()という言葉から「まるぼーろ」となった説や、ヴェネツィアの商人で東方見聞録に日本を含めた東洋を紹介した事で著名な「マルコ・ポーロ」が語源となっているなどがある。 製法についてはポルトガルの北部の都市であるフェルゲイラスに伝わる郷土菓子である「カヴァカ・フィーナ・デ・カルダス」()という焼き菓子が起源となっていると言われる。 一般的には他の南蛮菓子と同様に現地の言葉を日本語として解釈したものが語源になっている説が高く、又は前述の「カヴァカ・フィーナ・デ・カルダス」の発祥とされる店が「マルガリーデ」〔という屋号でもあり、ボーロがすでに日本に焼き菓子〔実際はポルトガル語で「ケーキ」の意味。〕として既知されていた事から「マルガリーデのボーロ」という事で丸ぼうろになったとも、実際に食したポルトガル人がカヴァカとは違う柔らかさから「ボーロ(ケーキの意味)」と評した事から「丸ボーロ」になったとも言われるが語源は定かになってはいない。いずれにせよ、日本に伝来した南蛮菓子の大半がポルトガルを発祥としている事が有力〔但し、佐賀の丸ぼうろの双璧の1つとされる鶴屋は「オランダ人より学んだ」としている。〕となっており(菓子以外にも天麩羅もポルトガル)それらの菓子の材料に必要となる砂糖は大航海時代のヨーロッパにおいても非常に高価なものだった事から砂糖を取り扱えるのは修道院か薬局が主であった。したがって、日本におけるキリスト教布教活動において南蛮菓子が宗教的な重要な意味、あるいは船員達の健康を維持する為の長期的な航海において丸ぼうろも重要な食料として搭載された事も考えられ、他の菓子や食文化と同様に丸ぼうろが日本に伝来したと考えられる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「丸ぼうろ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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