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丸井ヤング館(まるい ヤングかん)は秋本治原作の漫画およびアニメ『こちら葛飾区亀有公園前派出所』に登場する架空の警察官。テレビアニメ版での声優は茶風林(1 - 97話)および林家こぶ平(現:林家正蔵、98話 - )。元々の名前は寺井 洋一(てらい よういち)。54巻「わがまま大王の巻」では天国警察の北西に位置する館として名前だけ登場。 == 人物 == 亀有公園前派出所勤務。北海道根室市納沙布出身〔作中では「北海道のノサップ」と言っている。〕。かつては茨城県内のかなりの過疎地在住で、電車で通勤しているが通勤時間が3時間半と非常に長い(そのうち、最寄り駅までは自転車で1時間もかかるという。 血液型はA型。自分に似た妻と息子が2人おり、上の息子は丸井にそっくりの顔である。息子2人は大原の孫の大介が生まれる前から登場しており、その頃から小学生であるが現在は大介よりも下の学年になっているようである。推定年齢は37歳。誕生日は5月5日〔8-9「ひな祭りロック!の巻」〕(3月2日〔『Kamedas2』(集英社、2001年)92頁〕との表記も)。身長162cm、体重65kg(一時期、81kgから22kgへと変化したことも)。家紋は「三階笠」。一人称は「僕」。愛車はスバル・R-2。 警察官に似つかわしくない気弱な風貌で、警察官になってから13年間犯人を捕まえたことがなかったという記録を持つ(初めて捕まえたのが、コソ泥の「鶴の007号」)。やや太り気味の体形でコレステロール値が高く、成人病予備軍で、大原や両津勘吉に脅かされたことがある。 その生き様を両津に「人生送りバント」と称された事もある。普段は気弱な男性のように描写されているが、家を手に入れた際には両津らを見下す態度を取ることもあった。また、両津の同級生・村瀬賢治の会社に向かった際、村瀬の「世の中金だ」という言葉を「両さんと同じだ!」と解釈。中川圭一から即座に「違いますよ!」と反論されるシーンもあった。クルーザーの名前は1隻目は「人生送りバント」、2隻目は「人生犠牲フライ」、3隻目は「人生9回裏逆転負け」と両津に名前を付けられている。 前述の通り、本来の名前は寺井洋一であるが、170-2「『改名くん』の巻」で両津に無理やり改名させられ、丸井 ヤング館(まるい やんぐかん)という名前になった。しかし、改名した結果運気が上昇し、宝くじで3000万円当たり、家の土地が大企業に高額で買収され港区の一戸建てを買った。2009年には同じく改名させられた法条正義改め凄苦残念と共に週刊ジャンプの表紙を飾っていた。コミックス168巻の巻頭では、改名を機に運勢が良くなったことを理由に今後は“丸井ヤング館”の名前で通すことが正式に語られている。改名後に出番が増えた法条とは対照的に、丸井ヤング館と改名後は出番が激減してしまい、現在では滅多に登場しないキャラとなってしまった。 眼鏡は初期は透き通っておらず、ほとんどの場合瞳が見えないデザインだったが、70巻代からは透き通って瞳が見えるデザインに変更されている。 生年は4-1(原行版では4-3)(1977年)で勤続13年とあるため、当初は1941年或いは1945年設定だったと見られる(彼が高卒か大卒かは不明)。後に他キャラ同様スライドし、免許証に1960年との表記がある(96-5)。なお、作中では両津を「両さん」、戸塚は呼び捨てでタメ口で会話しており、二人と同年輩のように描かれている。 生活ぶりは非常に質素で、秋本・カトリーヌ・麗子から高級マンションを格安で提供された時は広すぎて使い切れないと家族4人で1つの部屋で暮らしたり(その後ローンよりも維持費の方が高い事が理由で退去)、決められた予算内で1カ月生活する大会では他のグループが限界まで節約しても無理だったのに対し、寺井(丸井)一家は普通に生活していただけでクリアし優勝した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「丸井ヤング館」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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