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丹後弁(たんごべん)は、京都府北部の丹後地方で話される日本語の方言。京丹後市などの丹後西部と舞鶴市などの丹後東部とではアクセントや語法に大きな違いがあり、その境界は宮津市南東部を通っている。以下ではこの境界線より西(京丹後市、伊根町、与謝野町、宮津市大部分)の方言を「丹後弁」とする。方言学では、丹後方言(たんごほうげん)または奥丹後方言(おくたんごほうげん)と言う〔ただし、「奥丹後方言」の名称は京丹後市久美浜町のみの方言を指す場合がある。『講座方言学 7 近畿地方の方言』94頁。〕。 == 概要・区画 == 丹後弁のアクセントは東京式アクセントである。また、断定の助動詞に「だ」を用い、「 丹後内で東京式アクセントを用いるのは、京丹後市、伊根町、与謝野町、宮津市の橋北(与謝野町の北側)・吉津地区である。宮津市役所のある宮津地区や栗田地区以東では垂井式アクセントが用いられ、その境界は宮津市南東部を通っている。また、断定の助動詞の境も、はっきりと分かれるわけではないが、概ねこの境界の西側が「だ」、東側が「や」「じゃ」となる。この境界より東は近畿方言の系統である(舞鶴弁参照)。 丹後方言の内部も、京丹後市久美浜町とそれ以外の地域に分けられる。久美浜では、古代の「アウ」という連母音が「アー」に変化したものが残っており、主なものでは「~だらあ」(~だろう)や「かあた」(買った)などがある。この特徴は、但馬弁(その中でも但馬北部のもの)などの山陰方言に共通するものである。 ;京都府北部の方言区画(奥村三雄による〔奥村三雄「京都府方言」〕) *京丹後市・伊根町・与謝野町・宮津市(北部・西部)…東京式アクセント。アイ→エァーあり。断定の助動詞「だ」。敬語「~なる」。 *久美浜…アウ→アーあり。但馬北部的。 *久美浜以外…アウ→アーなし。 *宮津市南東部以東…垂井式アクセント。アイ→エァーなし(宮津・舞鶴の一部には若干あり)。断定の助動詞「や・じゃ」。 *宮津市の宮津・栗田・由良各地区、舞鶴市の北西部・大浦半島、福知山市旧大江町の大半…敬語「~なる・なある」。 *舞鶴市大部分・福知山市・綾部市…敬語「~てや」。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「丹後弁」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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