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丹生鉱山(にうこうざん)は、三重県多気郡多気町にあった水銀鉱山である。丹生水銀鉱山、丹生丹坑、丹生水銀山ともいう。 == 鉱床・鉱物 == 中央構造線上に位置し、花崗岩質を母岩とする裂化充填鉱床である。主要鉱物は、辰砂、黒辰砂、自然水銀、鶏冠石、石黄、輝安鉱、白鉄鉱、方解石。水銀鉱床であるが、鶏冠石と石黄の産出が比較的多い。 主要な鉱床は、洞口、灯篭 - 日ノ谷、鳴谷 - 柳谷の3か所の鉱脈群である。 1942年(昭和17年)の名古屋通産局による分析結果では、水銀の含有率は保賀口付近において2.03%、日ノ谷前においては1.81%であった。鉱石の品位は0.5%であり、当時の全国平均は0.3%であった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「丹生鉱山」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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